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1 - 第1話 鮮血と特別な日

♥

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2022年01月15日

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「おはよう!お母さん!お父さん!」

いつもの日、自室を出て母と父におはようをして、朝ご飯を食べて学校に行く

「おはよう、ニネ」

「今日も元気そうだな、ニネ」

でも今日は、学校はお休みで、家族と遊びに行く日

でも、なにか胸騒ぎが

“止まらない“

「さぁ!行くぞー、ニネ?準備は出来たか?」

腕を振るいながらそういう父も、

「大丈夫?具合悪い?」

心配してくれる母も、

“今日までな気がする“

「……うんうん!大丈夫!」

「そうか!それじゃあ!……行くか!」

何故だろう、こんなに楽しみにしていた日なのに行ってはいけない気がする

これも、ひとつの運命だろう



「町は今日もザワザワしてるね、」

広い大通りに集まる人ごみをかき分けて、映画館に行こうとした時だ

「キャァァァァ!切り裂きのアンよ!」

人混みの中から一際大きな叫び声が聞こえると、人々は話し声を止め、屋根の上を走る、赤い服をまといし殺人鬼に見とれていた

「……しっ、見ては行けません」

母は私の目を遮ると、そのままそそくさとその場を去った



「あっ……あ、映画……面白かったね」

なぜだろう、危険と思われる奴はいないはず、なのに、やっぱり……

「……どうかした?顔色悪いわよ?」

なんだろう、なぜこれ程……

「……よぉし!次はレストランだ!お前の好きなハンバーグの店だぞぉー!」

父は私を心配してくれているのか、お腹がすいたと勘違いしているのか分からないが温もりを感じた、



「ハンバーグおいしかったー!」

「そうね♪」

やっぱり気の所為だったのかもしれない

だってもう……6時だもの、

「おぉ……そろそろ暗くなってきたな……よし、帰るか!」

と、その時奴は突然現れた

「ゴボッ……」

父の腹の辺りが、何か膨らみそれと共に鮮血が吹き出した

「キャァァァァアア!あなた!」

父は息をしていない、一撃だったんだろう

だが、悪夢は終わらなかった

「あなt……ゴボ……ァ……ニ……ネ……」

母も、奴に殺された

「あ……あぁ……あぁぁぁ!」

奴はその巨体を動かし、私を見つめた

「あぁ……グブ……ゴボッオエッ……ハァ、ハァァ……」

ゴツイ体に、お面を被った顔、この見た目は忘れないだろう、

「……2番地の路地に行け」

そう、奴は囁いた、

私は、それを合図にしたかのように走り出した


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コメント

1

ユーザー

小説のこっちのスタジオ使ってる人いないから使ったけど( ´・ω・`)…… 難しいなぁー!こりゃ!ってか……下手くそやったよな、お目汚しすみませんm(_ _)m

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