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俺らで。

9 - 音を忘れて。

♥

678

2022年07月03日

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好きなんて、言わなければ良かった。







レトさんはあくまでも「親友」なのに。







好きなんて……言ったって……





















『叶うわけないじゃん。』










最初から分かっていた事なのに。











好きなんて言ったって付き合える訳ないのに。














『俺は……なんでこんなにもおかしくなっちゃったんだろう』










俺はそうポツリと呟いた。






























「おかしくないよ。」













後ろから聞こえる、馴染みのある声。














『レトさん、?』














振り向くと何故かレトさんは泣いていた。














「気づいたんだよ……」















「俺、キヨくんが好きなんだ」
















『…は?』












信じられなかった。










レトさんが俺の声を好きになるなんて。












『嘘…つくなよ。』










『合わせなくていいよ。別に。』












俺が泣いたから、レトさんが合わせてくれた。












どうせ、そうなんだよ。

























「嘘じゃないよ。」













「俺、本当に好きなんだよ。」




















レトさんの顔はいつもより真剣だった。











ふわふわしてなくて














真剣な表情。
















『じゃあ。付き合ってくれますか?』











今日で2回目の告白。












「はい。」



















お風呂の湧いた音も












ドアの空いた音も忘れて












俺らは抱きしめあった。




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678

コメント

6

ユーザー

今気づいた...誤字ってルやんん

ユーザー

続き待ってましたー!ついに…!付き合うんだね…!?付き合うんだね!?おめでとぉぉぉ!!!あぁぁぁぁ!!!(?)

ユーザー

1ヶ月ぶりの投稿です。 今日で100個の小説を書きました。嬉しすぎた玄白

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