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今気づいた...誤字ってルやんん
続き待ってましたー!ついに…!付き合うんだね…!?付き合うんだね!?おめでとぉぉぉ!!!あぁぁぁぁ!!!(?)
1ヶ月ぶりの投稿です。 今日で100個の小説を書きました。嬉しすぎた玄白
好きなんて、言わなければ良かった。
レトさんはあくまでも「親友」なのに。
好きなんて……言ったって……
『叶うわけないじゃん。』
最初から分かっていた事なのに。
好きなんて言ったって付き合える訳ないのに。
『俺は……なんでこんなにもおかしくなっちゃったんだろう』
俺はそうポツリと呟いた。
「おかしくないよ。」
後ろから聞こえる、馴染みのある声。
『レトさん、?』
振り向くと何故かレトさんは泣いていた。
「気づいたんだよ……」
「俺、キヨくんが好きなんだ」
『…は?』
信じられなかった。
レトさんが俺の声を好きになるなんて。
『嘘…つくなよ。』
『合わせなくていいよ。別に。』
俺が泣いたから、レトさんが合わせてくれた。
どうせ、そうなんだよ。
「嘘じゃないよ。」
「俺、本当に好きなんだよ。」
レトさんの顔はいつもより真剣だった。
ふわふわしてなくて
真剣な表情。
『じゃあ。付き合ってくれますか?』
今日で2回目の告白。
「はい。」
お風呂の湧いた音も
ドアの空いた音も忘れて
俺らは抱きしめあった。