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「ひゃぁぁあぁっ…………あうっ……ああぁぁっ」
強烈な刺激が、優子の身体を突き抜けていき、腰を振るスピードが加速していた。
(ヤバい……腰の動きが…………止まらないっ……)
鋭い眼差しを下から感じ取った彼女は、顔を歪ませながら視線を探っていくと、拓人が優子を射抜きながら、成熟した果肉を、ビチャビチャと水音を立たせて舐めしゃぶっている。
過敏になった艶玉は、水のバイブレーションを当てられたまま。
括れをヒクつかせながらも、彼女の綺麗な背中のカーブが小刻みに揺れ動き、痙攣させている。
「ヤバ……いよぉっ…………イッ……イッちゃいそっ……ううぅぁぁあぁっ……」
優子の反応を伺った拓人が、シャワーヘッドを元に戻し、スレンダーな左脚を膝下から掬い上げた。
「…………イッちゃえよ」
男は、露わになった蕾を舐め倒しながら、膣の中に人差し指と中指を挿入させ、強く律動させ始めた。
「んあぁああぁっ……っ…………」
彼女の身体を支えている右脚は、ガクガクと震え、愉悦から逃れるように、壁に爪を立てている。
時折、拓人が鋭利な視線を優子に突き刺し、色白の身体は艶めかしく捩れると、下腹部の奥で膨張し続ける疼きが弾けようとしていた。
シャワーの降り注ぐ音と、優子の嬌声に、男の指先と蠢く舌使いに熱が帯びていく。
「あうっ……ああぁっ…………んあぁぁっ……ダメダメッ……イッ……イ──」
拓人の舌と指に導かれ、快感が優子の全身を貫いた瞬間、弛緩させて絶頂に達した。
彼女の肢体は壁伝いに崩れ落ち、艶を纏った吐息が弾んでいる。
拓人が優子の目線に合わせてしゃがみ、顔を覗き込むと、恍惚とした面差しで息を整えていた。
「何? もう終わり?」
意地の悪い笑みを湛える男が、彼女には、タチの悪い淫魔に見えてしまった。
──この男は、なおも情欲の坩堝へ引きずり込もうとしている。
蕩けた頭の中で、優子が朧気に考えていると、下から身体がフワリと宙に浮き、拓人はニヤリとほくそ笑みながら、バスルームを出た。