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ん?なんか…、温かい…
あれ?お父さんもいない…お母さんもいない…
あれ?剥ぎ取られた服が…キレイになってる…
「杏佳ちゃん!」
ん…誰か呼んでる…私の名前…
「杏佳ちゃん!!」
誰…??
「杏佳ちゃん…もう大丈夫だよ…」
あれ…この声…
あれ…この感じ…
「杏佳ちゃん…!」
あ、この声…深谷さん??
私「……ん?」
涼宮「大丈夫??」
やっぱり…先生だった…
深谷「杏佳ちゃん!めちゃくちゃうなされてたけど…」
あ。やっぱり…深谷さんの声だ…
私「…ん?これは…?」
上着がかかっている…
深谷「あ、俺の…冷や汗でてたし、寒いかとおもって…」
私「…ありがとうございます…」
涼宮「ほら。温かい飲み物のんで…」
私「…ありがとうございます」
しばらく横になっていた。
涼宮「そろそろ部屋もどろっか…」
私「……。」
戻るのか……。
深谷「杏佳ちゃん!明日遊びきてもいい?」
私「えっ?」
いや…病室は…母がいる…
涼宮「明日は、昼からカウンセリングだからね…」
深谷「じゃ終わる頃にくるー!」
そう言って…みんな帰っていった。
私は涼宮先生に病室まで送ってもらった…
母「おそかったわね…何その顔…」
私「……うっ…」
その顔…私の顔…なんかおかしいのかな…
気に食わない??
涼宮「大丈夫!」
私「…っ…」
母「なんですか?先生は娘をどうするつもりですか?まだ中学生なのに…」
涼宮「お母さん、落ち着いてください…。」
私は、また、ベッド手前で、意識失った…
母「き、杏佳!!」
涼宮「杏佳ちゃん!」