テラーノベル
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テント内でカードゲームをした後。
「そろそろ寝るか」
という話になる。
「このテントに7人はきついから、先生と私は向こうのテントにするよ。こっちは1年生同士でご自由に」
という訳で、先輩と先生が出ていって、そして気づいた。
また女の子ばかりの場所で雑魚寝だ! と。
そう言えば、空気の匂いも女の子っぽいような。
気のせいかもしれない。
でも、テントの中に女の子4人がいれば、当然のような気も。
「さて、マットを敷き直しますか」
斜め前と斜め後ろに入口がくるように、5人のマットを並べる。
今日は僕のもエア入りのタイプだ。
ささっと一番端っこをキープに成功。
そう思ったら。
「私は暑がりなので、端っこがいいのだ」
亜里砂さんに、場所を入れ替えられる。
ちょっとまずいって、これ。
口には出さないけれど。
「特に問題は無いのだ。寝袋の中だから、手も足も出ないのだ」
そりゃ亜里砂さん、その通りだけれどさ。
そんな訳で、皆で寝袋の中に入って。
うん、顔が近い。
右には彩香さん。左に亜里砂さん。
あの亜里砂さん宅で、3人で一緒にベッドに寝た時以上に近いぞ、これは。
取り敢えず、気にしない素振りはしておく。
亜里砂さんと、あときっと未亜さんには、バレバレだろうけれど。
「今回も楽しかったですね」
この声は美洋さんだ。
「1泊だけでは、まだまだやり足りない事が多いです」
「私達はカヌーをしていないし、自転車もなかなか楽しいのですよ」
確かにそうだな。
先生が行ったハイキングなんてのもいいだろうし、先輩のように、何もしないというのも手だ。
「また来ればいいよ。此処は逃げないしさ。冬だと、キャンプ場が空くらしいしさ」
「それだと、カヌーは無理だね」
彩香さんにそう言われて、気づく。
「こぎ出しで、足が湖に入った時点で、動けなくなるのだ」
亜里砂さんが、だめ押し。
まあ、そうだな。
「でも、冬のキャンプもなかなか楽しそうです」
「焚き火してもいいし、テントに皆で入っていれば、結構温かいのだ」
確かに。
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