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今回の登場人物︰今井小夜(主人公。書店員)、天野沙織(大学生らしき美人)、ちさと(主人公の後輩)、佐藤(主人公の先輩)
※第1話~第6話を見てから見ることをおすすめします
9月10日。今日もいつものようにレジをしていた。時刻は14時半。今日は休日のため、たくさんの人が来て、レジが混んでいた。
「小夜先輩、佐藤先輩が呼んでましたよ」
「分かった、じゃあレジお願い」
小夜は何かと思いながらスタッフルームへ行った。
「佐藤先輩、どうしましたか?」
「少し前の不審者に絡まれた時からどう?」(不審者のことは第6話をご覧下さい)
「大丈夫ですよ?」
「良かった、ただその確認だけだよ」
「そうですか、では失礼します」
なぜ今聞いたのかという疑問があったが、小夜はレジへ戻った。そのまま帰る時間になり、小夜は帰る準備をした。
「お先に失礼します」
そう言って小夜は本屋を出た。その時、沙織から連絡が来た。
『助けてください、誰かがつきわとっています』
そんなメッセージを見て、小夜は驚きで言葉も出なかった。それと同時に、自分が経験した事を思い出した。小夜は、すぐ助けに行かなければと思い、場所を聞いた。
『今どこにいますか、助けい向かいます』
『○○駅の近くです』
という返事が返ってきたので、急いで向かった。だが、そこまで行くのは電車を乗らなけれならないので、全速力で駅に向かった。
(無事でいてください!)
そう思っていたが、自分の時も3人がこう思っていたことを考えると、感謝で胸がいっぱいになった。約7分後、駅に着いたので、急いでホームへ行き、電車に乗った。乗っている最中、不安と自分が経験した恐怖で泣きそうになってしまった。ようやく降りる駅に着いたので、急いで改札を出てその場所へ向かった。その時も、自分が経験した恐怖などを、今沙織が経験している恐怖と重ね合わせて、目に涙が溜まった。
『あと少しです』
というメッセージを送り、走って向かった。2分ほど走り、ようやく沙織の姿が見えた。
「沙織さん!」
という声に気づいたのか、沙織は小夜の方へ顔を向けた。
「小夜さん!」
沙織は急いで小夜の方へ向かい、そのまま交番へ行った。そして、今回沙織を襲っていた人は少しの間警察に拘束された。2人は、仲良く家へ向かった。