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██Wo bist du hinge▋angen?
██Waru█ sagst du mir ni█hts?
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「…あ、あれ…ここは…?」
「メテヲさん!!」
御茶屋はメテヲに飛びつくようにして手を握り、メテヲの表情を確認した。
…その目は曇っていた。
「…ここは…空?なんで…」
ぜんこぱすがと同じ、金属質な部屋で眠っていたと言うのに、彼はまったくそれにそぐわない_空という単語を口にする。
「…あ、青空…」
しかも、今は夜だというのに、メテヲには青空が見えているようで、弱々しくそう口にした。
_彼は怪訝そうな目で、天井をぼうっと見つめている。
___
どこまでも広がる青い空が、メテヲの頭上に広がっていた。
_どこかから、デアモントの声が聞こえた。
【…メテヲ、お前はよく頑張った。】
【だから俺らがいなくても、きっと大丈夫だよ。】
「…違う、メテヲはそんな…強くない… 」
そう言うメテヲに、デアモントが笑いかけた気がした。
「…メテヲ、まだみんなに会いたいって、思ってるよ、なのに」
「メテヲは…強くなってなんか…」
【…メテヲさんは強いですよ!】
【だから…】
「…める、りうす…」
「ごめん、たすけられ、なくて」
【…どうして謝るんですか?大丈夫ですって、私は!】
_あまりに残酷に思えた、雨が降るんじゃないか?なんてくらい悲しくて悲しくて…
それなのに雨なんか降ってなくて、ただこの部屋に声が響くだけ。
_メテヲは空に手を伸ばした、だが誰も、それを取ってくれはしない。
_どうして?どうして取ってくれないの?
メテヲはそう思う、だがそんなものが届く訳もなく、視界はだんだんとぼやけていく。
「…み、みんな、やだ」
「メテヲさーんっ!もうだいじょーぶだって、悪いのは俺だろ?俺がヘマったから、それだけ!」
「…ちが、違う、メテヲが全部」
「…メテヲさんは…強いんですよ!」
「きっとわかってるでしょう?」
「僕たちは先に行きます、けれど…」
「メテヲさんには、大切な人がいるでしょう?」
あたたかい4人の声を聞いていたいのに、もうそれすら遠くへ、遠くへ消えていってしまいそうだ。
なんだか本当に夢のようだ、いい夢などではない、いちばん幸せで、いちばん不幸な夢だ。
見たくないのに、ずっとここに居たい_どうしてこんなことを思っているのか、もうメテヲは知りたくもなかった。
_どうして、どうしてどこかに行っちゃうの?
メテヲの純粋な想いすら、口に出せることはなかった。
_もう、誰も許してはくれないから。
「…メテヲ、さん。」
「貴方に救われたんです…僕は。」
_あぁ、そういえば…いつもよりは、はっきりと声が聞こえる。
「…メテヲさんがいてくれたから…僕は、ここまで幸せに生きていけたんです…。」
「まって」
子供みたいに泣いて、それなのに目の前の少年は笑っていた。
「ごめんなさい」
止めようとするメテヲの声も、手も、もう彼が触れてくれることはなかった。
「…行ってください!僕らのことは…なんにも気にしなくたっていいですから!」
ユピテらしき少年の、その言葉を最後に_
視界も、声も、何もかも遠のいて行った。
まって、まって__
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そうメテヲが言っても、世界が、何もかもがぼやけた。
そして、どこかから目覚まし時計が聞こえたような_そんな錯覚を覚えた___
___
「…さん!!」
「………さん…、メ……さん…!!」
「おね……だから…おき…」
部屋が振動してしまいそうなほどとんでもないボリュームの声で、メテヲは驚くと
ひぃっ!!と、情けない声をあげてしまう。
_それは御茶屋も同じのようで、少しびっくりした視線をガンマスに向けたのち、くすりと笑って見せた。
そこで寝ぼけていたメテヲは 気がついた。
_この大声はガンマスなのだと。
そして、まるで悪夢を見たあとのようにガバりと起き上がり、ゆっくりとガンマスの方を向いた。
「びっ…くりしたぁ!!?」
メテヲは何度も目をぱちぱちとして、冷や汗を拭ってガンマスを見た。
ガンマスは言った。
「…メテヲさん!!本当に心配したんだからね!?」
「…がんますさん…」
メテヲは複雑そうだ、だが少し_嬉しそうな表情で、それはすごく柔らかいものであった。
「…助けられて、ばっかり…ですね…」
メテヲは、へにゃりと笑った。
「ありがと、ガンマスさん…」
「…本当に、ありがと……」
メテヲは涙ぐんだまま、笑っていた。
「…ありがと、ありがとう…!!」
メテヲは、今までで1番の笑顔を2人に向けて見せた。
涙でぐしゃぐしゃであるくせして、それがまた彼の笑顔を引き立てた。
「メテヲさんが起きてくれて…っぐす、本当に良かった…」
御茶屋は 両目を覆い、押し殺すように泣いていた。
「メテヲ、メテヲさん、大丈夫…ですか…」
メテヲは、初めて御茶屋と顔を合わせた時の堪えるような笑いを思い出す。
_あぁ、御茶屋とは、長い付き合いになったのかなぁ。
__なんて、そんなことをメテヲは考えた。
(…御茶屋さん…ガンマスさん…)
メテヲは、2人の顔を_交互に見た。
この金属質の部屋で、メテヲを除く2人の泣き声が響いていた。
それにつられて、メテヲも涙を流した。
ほろりほろり、と涙を流し続けていた。
メテヲは必死に、言葉を紡いだ。
「…ありがと…」
メテヲは泣きながら、感謝を伝えた。
ぬるい水滴が頬を伝っていくのを感じ、これだけは言わないと、なんて思った。
そしてそのまま_メテヲは2人に向けて言った。
「…き、きっと…仲間のこと…を、見なくても、だいじょうぶ…だから。」
メテヲは布団を全身で握りしめた。
そして、静かに目を閉じた。
コメント
3件
い、いつの間に表紙がこんな事に...怖え....けど凄い......(?)