この作品はいかがでしたか?
12
この作品はいかがでしたか?
12
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
私は昔、小学校の近くにあったプールで変な母子にからまれ、無理やり裸の写真を撮られたことがある。すごく嫌だった……けど、実はちょっと興奮した。ううん、ちょっとじゃなくて、生きた中で一番興奮した。まだ11年しか生きてないけど。
それ以来、また裸で外を歩きたい、って気持ちがある。でも、それは難しいってわかっている。あんなことはもう二度と起こらないし、起こったら大変なことになる。だから我慢しているんだけど……。そんなことを考えながら、私は家に帰った。「ただいまー」
私がドアを開けると、母が私を見て言った。
「あら、お帰りなさい。今日は早いわね」
「まあね」
母は料理を作っていた。台所にはおいしそうな匂いが広がっている。今日は何だろう? 私の好きなものかな? そう思った時、急に思い出してしまった。さっき考えていたこと。もし、自分が外で裸になったらどうなるんだろう?
私は自分の部屋に行って服を脱ぎ始めた。まず、Tシャツを脱ぐ。そしてブラジャーを外す。すると、胸が現れた。私の胸はあまり大きくないけど、形は悪くないと思う。下半身も脱いで、パンツ一枚になる。やっぱり恥ずかしい。でも、これで終わりじゃない。全裸になると、部屋の鏡を見た。そこには生まれたままの姿の女の子がいた。こんなんじゃダメだ。もっとすごいことをしないと。
私は服を脱いでプルーサイドに連れていかれた時のドキドキを思い出していた。あの時は、本当に興奮した。私はもう一度あの感覚を味わいたい。今度は何をしようかと考えた。裸のまま外に出たら捕まるかもしれない。なら、裸に近い格好をしてみようと思った。
私はクローゼットの中にあった浴衣を取り出した。これを着てみることにしたのだ。この前、友達と一緒に夏祭りに行った時に着てみたくて買ったものだ。帯はないので、腰紐で結ぶタイプになっている。浴衣の下は、素っ裸。このかっこうで街に出るのは勇気がいる。だけど、やってみる価値はあるはずだ。私は浴衣を着てから、急いで階段を下っていった。
「お母さん、ちょっと出かけてくる!」
「え? どこに?」
「いいから! すぐ帰るよ!」
「はいはい……」
母は呆れた様子だった。私は玄関を出た。空を見上げると、月が出ていて明るい夜になっていた。私は少しだけワクワクしながら歩いた。いつもより足取りが軽い気がする。
家から15分くらい歩くと、公園に着いた。この辺では一番大きな公園で、遊具も多い。昼間は多くの子供たちが集まって遊んでいる場所だが、今は誰もいない。静まり返っていて不気味だ。
しかし、今の私にとっては好都合だった。人がたくさんいる場所で裸になったりしたら大変だからだ。私は近くのベンチに座って一息ついた。それから、なるべく浴衣がはだけそうな遊具で遊ぶことにした。ブランコや滑り台などを使って、わざと浴衣をずらすように動いたりしてみる。
「ふう……」
私は思わずため息が出た。すごく楽しい。今、誰かに見られたら逮捕されてしまうかもしれないというスリルもある。こんな経験は初めてだ。滑り台で裾がまくれて、裸のお尻がむきだしになる。でも、これはただ無邪気に遊んでいるだけ。そう自分に言い聞かせる。
今度は鉄棒だ。逆上がりに挑戦すると、思い切り股間を突き出すようなポーズになってしまった。これじゃ丸見えになってしまう。でも大丈夫。周りには人がいないから……。その時、後ろの方で物音が聞こえた。まさかと思いつつ振り向くと、そこには一人の少年がいた。彼は私を見ると慌てて目をそらした。
最悪だ……見られてしまった……でも……チャンスかも? (続く)