(今回はガチャクラブの子達も出て来ます!)
次の日の夜、事件が起こった。
「何で…」
「…カハッ…、」
「ミスター銀さん!しっかりするんだ!!」
「…せんせ、俺、は…ケホッ、」
「喋らなくて良い。安静にするんだ」
「ちがっ…」
「…じゃあ頷いて……誰かに攻撃されたの?」
すまない先生がそう質問をすると、ミスター銀さんはコクリと頷いた。
「…とりあえず、休もうか。」
「すまない、先生…俺を攻撃した人は…、ミスターレッドとミスターブルー、ミスターマネーでした…ッ」
「、、、え?」
「俺が辞めろって言っても、ミスターレッドとブルーは、追い掛けて来て、マネーが攻撃を…」
「…つまり洗脳されたのか…」
「洗脳、、、」
「…もしドッキリでも、ミスターブルーが追いかける事は無い筈。それに、ミスターマネーが本気で攻撃もする筈が無いんだ」
「あと…ミスターブルーが、『お前、俺達に辞めろって言っても誰かも知らねぇし、俺達は上の指示で動いてるんだよ。』って…」
「…記憶も取られたのか…、じゃあ僕とミスター銀さん以外の子達も誘拐されたのか…?」
「……zzZ…」
すまない先生は、ミスター銀さんの傍を離れずに考え事をしていた。
― 次の日の朝 ―
「すまない先生、起きてください!」
「ミスター、銀さん?」
「外がやけに騒がしいんですよ…」
「ちょっと外を見に行こうか。あ、一応武器も持ってね?!」
「そんな事位分かってますよ!」
すまない先生とミスター銀さんは警戒しながらも、外に出た。
「…!銀さん!!」
「え?」
ザシュッ
ナイフが飛んでくる。すまない先生はこのナイフに見覚えがあった。
「…ミスターレッド、どうして…」
「…何で俺の名前知ってんだ?まぁ良いか」
「へぇ、兄貴のナイフを避けるなんて、凄いな。」
「ミスターブルーまで…!」
「…さっきから俺達の名前呼ぶんじゃねぇよ。鬱陶しい。」
「…らしくないね。君達」
「は?」
「すまないハリケーン!!!」
「…破壊銃殺!!」
バンッ
と、綺麗な銃音が響く。
「なっ…」
「…」
「麗麗、君…?」
「…何で僕の名前を知っているのかは、まぁどうでも良いけど…ミスターレッド、ブルー。手間掛かり過ぎ。」
「だってこいつ、ナイフとか矢を避けるもん!」
「…なら、その人の弱点を狙えば良い。 ほら、あの銀髪の子、怪我してるよ」
「あ、確かに…」
「!!」
「 ( …今、あいつ動揺したか…? ) 」
ミスターレッドは、すまない先生が動揺した事に気付き、これはチャンスだと言う顔をしていた。
「はっ、アンタの相手は俺だ。」
「…すまない武神連斬。」
「なっ…!?」
「 ( やっぱり、今の俺が此処に居ても役に立てねぇ… ) 」
ミスター銀さんがそう思った時、
「…動くな。」
「動いたらどうなるか…分かってるよね?」
「…シルバーアルケミー!!」
「破壊斬り!!」
「…すまないカリバー!!!」
「…ぁ、れ、、、」
「麗麗君!!思い出せ!!」
「ぐ…ッ、」
「…自由破壊。」
後ろから麗麗の声が聞こえ、すまない先生は移動したのかと警戒したが、目の前を見たら、さっきの麗麗がロボットと言う事が分かった。
「…ミスター銀さん、大丈夫?」
「…zzZ…」
「…麗麗君、銀さんを僕の家に連れてってくれ」
「了解。」
「え?w俺達に1人で挑むの?」
「…僕には、大事な人 がいるんだ。……それに、話を聞く耳は無さそうだからね。」
― 僕の大事な人 ―
コメント
4件
神作☆