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~港街アクアマリノ 中心街武具屋~


 アクアマリノの中心街で武具屋を発見した進たちは装備を整えるために店に入っていった。


 「へい、いらっしゃい!」

 

店のドアのベルがカランカランとなり、店主がオレたちの入店に気付く。


 「お客さんたちは見ない顔だね―――」

 「観光客かい?」


 「ええ、ここにはクエストのために来てまして、この二人にいい武具を見繕って貰えないですか?」


 とフラムが一歩前にでて、店主と買い物の目的を伝える。


 「凄いですね、フラムさん。」


 「ああ、対応が大人だ―――」

天才と呼ばれた進も、それは勉学や武術等のスキルに限った話でこういった対人スキルは人並みであった。


と言うよりも、そのほとんどの時間を習い事や勉学に費やしてきた進にとってはヒューマンスキルは唯一苦手と言っても過言ではなかった。


 瞬く間にフラムが店主と話を進めていきあれよあれよと、店主おすすめの品が店の台に並べられていく。


 「お兄さんたち!こんなもんでどうかな?」


 進は鑑定でその並べられた装備品たちを見ていく。


流石は港街だ…いい品が流れてきているのは確かだな。


フェールさんには悪いがリーヨンの武具屋とはレベルが違う



 と進は、並べられた装備品を見ていると、気になる防具を見つけた。



《ホワイトプレート》 (+55)

軽さ重視の防具

神聖な加護が宿っており使用者の白魔法

に補正値あり



「軽さ重視に、白魔法に補正が掛かるのか。」

「あれ?この世界では白魔法使いって珍しいんじゃないんですか?」


気になったオレはつい店主に尋ねてみた。


「ここは聖王国の領内だからよく神殿騎士の人たちも利用するのさ。」


「神殿騎士?」


神殿騎士と言ったら、地球の歴史では11~13世紀にヨーロッパでキャッシュカードの原型を作って莫大な資産を形成した騎士団の事だが、この世界にも同じ名前の騎士団が存在するのか。


「神殿騎士団の幹部クラスの者は、白魔法が使えるって噂で、その関係でここにも白魔法に関連した防具がよく入ってくるってわけよ」

「まぁ簡単に言うと神殿騎士団にはこの世界の治癒の白魔法以外の白魔法使いが揃っているってわけよ!」


「なるほどそういうわけですか。」


「そういうお兄さんも神殿騎士の所属なんですかい?」

「やたらとその胸当てを気にしているってことは―――」


「いやオレは、その神殿騎士とは関わりないただの旅人さ。」


オレは、そのホワイトプレートの性能がいいと思い、購入することにした。


マリーの方は、中々オレとフラムさんのアドバイスで自分に合った剣と防具を購入した。


名前:天童 進

種族:人間

性別:男

Lv.57

クラス:クルセイダー

残SP: 410SP

◆パラメータ◆

体力:569

筋力:581

魔力:421

物理抵抗力:591

魔力抵抗力:451

精神力:455

器用さ:421

素早さ:470

◆装備◆

武器:神聖剣(セイクリッドブレード)(+200)

防具:ホワイトプレート(+55)

◆アクティブスキル◆

《格闘術Lv.9》《白魔法Lv.8》《鑑定Lv.8》《収納Lv.8》《高速演算Lv.8》《魔力制御Lv.8》《剣技Lv.8》《料理Lv.7》《挑発Lv.7》《気配察知Lv.7》《鷹の目Lv.7》《黄土魔法Lv.7》《身体強化Lv.7》《魔力強化Lv.7》《赤魔法Lv.5》《調合Lv.5》《付与魔法Lv.3》《錬金術Lv.3》《短剣Lv.3》《聖剣技Lv.1》《聖障壁Lv.1》

◆パッシブスキル◆

《異世界語翻訳》《自動体力回復Lv.5》《全属性耐性Lv.4》《全状態異常耐性Lv.4》

◆ユニークスキル◆

《超ラーニング》

◆称号◆

異世界の天才児



名前:マリー

種族:人間

性別:女

Lv.55

クラス:戦乙女(ヴァルキリー)

残SP: 1285SP

◆パラメータ◆

体力:457

筋力:446

魔力:412

物理抵抗力:421

魔力抵抗力:371

精神力:358

器用さ:391

素早さ:447

◆装備◆

武器:白銀のレイピア(+60)

防具:戦乙女(ヴァルキリー)の鎧(+65)

◆アクティブスキル◆

《青魔法Lv.7》《赤魔法Lv.7》《緑魔法Lv.7》《魔力制御Lv.7》《多重詠唱Lv.5》《高速詠唱Lv.5》《消費魔力節約Lv.4》《剣技Lv.1》《剣舞Lv.1》《剛力Lv.1》

◆パッシブスキル◆

《苦痛耐性Lv.5》《恐怖耐性Lv.5》《自動魔力回復Lv.4》《魔力耐性Lv.3》

◆称号◆

旅立つ覚悟を決めた村娘



 結局、ワイバーンの素材で得た金貨は全て使ってしまった。


まぁお金に関してはまた稼げばいい話でそこまで気にはしていなかった。


 3人は、購入した商品に満足し、店を後にした。



エレベーターに乗ったら異世界に来てしまった件

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