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フウタ…(≧ω≦。)プププ えっ?わっ?うわっ!はい。健吾でーすヾ(*>∀<)ノ゙キャハハッ一緒に寝ちゃってます❗️です‼️ その健吾✨安定の欲しい言動をしてくれた〜·̩͙꒰ঌ( *´˘`* )໒꒱·̩͙ ♡うんっ、もうちょっと…なんていつまででもどーぞどーぞですよ🎁💝 女豹蛇女にもしっかり牽制できたし、楽しいまんま帰れるね✈️ 東京での生活どう変化していくのか楽しみ…o((♡´³`))o ʓ Խ♬ʓ Խ♬
相思相愛ならお互いに言えば良いのに、照れくさいかな🤭
とうとう同じ布団で寝ちゃった2人💤💤❤️ ソファで寝てるはずの健吾が抱き枕状態‼️これは理沙ちゃんも驚きの目覚め❣️❣️反対に健吾は理沙ちゃんの横で爆睡😴 でも2人とも気持ちよかったよね⁉️🤭💕 そして健吾のお印花🌷がしっかり役目を果たしてくれて健吾も大満足😊🎶 もう邪魔しないで欲しいわーっ‼️
翌朝理紗子は窓から燦々と降り注ぐ太陽の光で目を覚ました。
ベッドはとても寝心地が良く身体がとても安定している。
(お母さんったら私が愛用していた抱き枕を福岡から送ってくれたのね。わぁ最高! こうして抱き締めていると癒されるー)
理紗子は目を閉じたままムニャムニャとしながら抱き枕をひしと抱き締めた。
(あれ? これっていつもと違う? 違う抱き枕かなぁ?)
そう言えば、脇腹の下辺りにも重みを感じる。
福岡の実家にいる猫のフウタが乗っかっているのだろうか?
(フウターっ重いーっ)
理紗子がフウタをどけようとすると何やら感触が違った。
(えっ?)
そこで理紗子は目を開けた。
重いと思っていた猫のフウタは人間の腕だという事に気づいた。
(わっ?)
そこで理紗子は抱き枕を見てみる。すると抱き枕だと思っていたものは本物の人間だという事に気付いた。
(うわっ!)
理紗子は驚いて飛び起きようとしたが健吾の腕が理紗子の腰の上にあるので起き上がれない。
健吾は左手で理紗子に腕枕をし右手で理紗子の腰をしっかりとホールドしている。
つまり今の理紗子は健吾に抱き締められている状態だった。
「…………」
理紗子はパニックになりながら昨夜の健吾の言葉を思い返す。確か健吾はソファーで寝ると言っていたような? それなのになぜここにいるのだろうか?
そこで理紗子はハッとして慌てて布団の中を覗く。自分が今どんな格好で寝ているのかをチェックする。
夜着替えた時のままの短パンにTシャツ姿だったので特に問題はないようだ。
それから少し落ち着こうと深呼吸をした後、至近距離にいる健吾を見つめた。
健吾はぐっすりと眠っていた。トレード後に寝たと思われるのおそらく明け方近くだろうか?
だとするとまだ3時間くらいしか経っていない。
今動いて起こしても可哀想だがこのままじっとしているのも辛い。
理紗子がどうしたものかと考えていると気配を察した健吾が目を覚ました。
「おはよう」
無精髭が生えたワイルドなイケメンからの至近距離からの「おはよう」は反則である。
理紗子はつい心臓がドキドキしてしまう。
「お、おはよう…….あ、あれっ? ソファで寝なかったの?」
理紗子は作り笑いを浮かべながら平静を装って言った。
「うん、なんか眠れなくってさ。理紗子の傍だとよく眠れた」
健吾は答えになっていないような答えを口にする。
「ふぅんそっか…….」
そこで理紗子は起き上がろうとしたが健吾がグイッと引き寄せたのでさらに二人は密着する。
「あっ、あのっ、シャワー浴びてこようかな…….帰る用意をしなくちゃだし」
「うんっ、もうちょっと…….」
「………….」
理紗子は仕方なく脱出を諦めてそのままの姿勢で30分程我慢をした。
30分後漸く健吾が目を覚ます。そして理紗子の身体から手を離した。
健吾は大欠伸をしながら両手を伸ばして伸びをする。
「シャワー先に入っていいよ」
「う、うん、ありがとう」
理紗子は着替えを持ってバスルームへ向かった。
ベッドに残った健吾は、
「無茶苦茶熟睡出来たな…….」
そう呟くと元気よくベッドから起き上がった。
理紗子がシャワーを浴びた後、入れ替わりに健吾もシャワーを浴びに行った。
その間に理紗子は寝室で着替えと化粧を済ませる。
今日は飛行機に乗るのでジーンズに黒のカットソーという楽な服装にした。
髪は後ろで一つに結び健吾に買ってもらったピアスとペンダントを身に着ける。
最終日の朝もレストランバイキングで朝食をとることにした。
「少し遅めだから空いてるね」
レストランの前で理紗子が言うと、
「昨夜熱烈に愛し合ってうっかり寝坊したカップルみたいだなぁ」
そう健吾がニヤニヤして言ったので理紗子は「ばかっ!」と言って健吾の腕を叩いた。
そこへ食事を終えてレストランから出て来た原口と麗奈にバッタリと出くわす。
原口は二人を見ると声をかけた。
「おはようございます。今日も良い天気ですね」
「おはようございます。晴れましたね」
「僕達は明日帰る予定ですが、そちらは?」
「今日東京に戻ります」
「そうでしたか。また是非東京でお会いしましょう。今後ともよろしくお願いします」
原口が笑顔で言ったので健吾も軽く会釈をした。
男性二人の挨拶を横で聞いてい麗奈は、理紗子へ刺すような視線を向ける。
理紗子はそれに気づいていたがあえて気づいていないふりをした。
そして理紗子が無意識に右を向いた瞬間、麗奈は理紗子の首筋にあるキスマークに気付いてしまう。
それを見た途端、麗奈はさらに不機嫌な顔になりムスッとしていた。
理紗子はご機嫌斜めな麗奈を見て何がそんなに気に入らないのだろうと不思議に思う。
男性達の挨拶が終わると二組のカップルはそこで別れ健吾達はトレーを手にして朝食を選び始めた。
「彼女は朝からなんであんなに不機嫌なの?」
理紗子が麗奈の事を言ったので健吾はちらりと理紗子の左首を見る。そこにはくっきりと赤紫色のキスマークがついていた。
それを見た健吾は思わず吹き出しそうになったが必死に笑いをこらえて言った。
「きっと低血圧なんだろう」
理紗子は納得がいかない様子だったが、ビュッフェにパイナップルが沢山並んでいるのを見て途端にご機嫌になる。
そして二人はゆっくりと朝食を取った後、10時少し前にホテルをチェックアウトした。