テラーノベル
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※ふかこじ💜🧡です
全て作者の妄想です
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昨日タイから帰ってきたよ。
タイでの仕事、マジで大変やったけど、いい経験になって、めためた楽しかった。
今日6月21日は大事な日。
久々に、メンバー全員と会える日でもあって、しかも俺の誕生日。
最高やん。
🧡 (早くふっかさんに会いたいな…)
「康二!誕生日おめでとう!!」
「写真撮ろうぜ!」
メンバーが仕事の合間にこっそり準備してくれた、バースデーサプライズ。
それぞれみんな忙しいし、個人での仕事で1人の時間多かったから、余計に胸に沁みた。
🧡「……ほんま、ありがとう」
笑ってそう言ったけど、ほんとはちょっと泣きそう。
その後、楽屋でひとりスマホを見てると、
SNSには、たくさんのメッセージが届いてた。
「こーじ、誕生日おめでとう」
「こーじくんの笑顔にいつも元気もらってます!」
「HappyBirthday」
メンバーやスタッフのみんな。
ファンの子たちからの愛が、画面越しにいっぱい伝わってきて…
🧡 (あぁ、幸せやな……)
でも、なんか、ひとつだけ足りへん気がして。
🧡 (ふっかさん…今日、全然話せてへんな…)
撮影終了後。
「お疲れ〜!」
「今日の収録いい感じやったな」
「あの時のさ〜〜」
ワイワイしながら廊下を歩いてると、
──ぐいっ
不意に誰かに腕を引かれた。
🧡「え、うわっ……!」
廊下の曲がり角。薄暗い非常口の前。
人目もなくて、少しひんやりする空間。
🧡「ふっ……ふっかさん……?」
💜「……しー」
口元にそっと指を当てられるて、心臓がドクっと跳ねた。
💜「おめでとう」
低くて、少し甘い声。
そして、何かを我慢してたみたいな熱っぽい目。
次の瞬間──
唇が塞がれた。
🧡「…んっ」
ゆっくりじゃない。迷いもない。
ぐっと近づいて、深く、深く、舌を絡めるキス。
息が足りへんのに、離してくれへん。
胸をドクドク言わせながら、唇から音が鳴るのも気にせんくらい、飲まれるみたいに溶けてった。
🧡「んっ…んん」
息がもたなく、必死にふっかの胸をトントンして、抵抗すると、やっと離してもらえた。
🧡「っ……ふっ、か…しゃ……」
唇が離れたあと、言葉がうまく出ない。
頭がぽわぽわして、立ってるだけでやっとで…
💜「……腰、抜けた?」
ふっかさんはちょっと笑って、腰に手を添え、抱きしめてきた。
💜「会いたかった…」
耳元に吐息まじりで囁かれて、
もう、無理やって。
💜「続きは、後でな」
静かにウィンクして、
ふっかさんは何事もなかったように去ってた。
🧡 (なに、あれ……ずる)
唇を指で触れながら、頬を赤くして、その場にへたり込んだ。
コメント
4件
モテ男は違うなあ
え、かっっっっこよ💜