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24 - 重 力の家に遊びに行く!? (筋肉と重力のトラップハウス!) 💪🏠)

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2025年02月07日

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重 力の家に遊びに行く!? (筋肉と重力のトラップハウス!」 💪🏠)



1.重 力(しげ りき)の家に遊びに行くことになった。


「今度、うちに遊びに来ないか?」


重 力(しげ りき)が、真剣な顔で言った。


「お前んち? どんな感じなんだ?」

芦野 勇(あしの いさむ)が腕を組む。


「ふむ、我が家は鍛錬の場だ。」


「……なんかすげぇ不安なんだけど。」

目蒲 安(めがま やすし)が、メガネを上げながら呟いた。


「大丈夫だ! グラビの力で、最高のトレーニング体験ができるぞ!」


重力を操る害獣・グラビ。

こいつがいる時点で、普通の家ではない気がする……。


「ま、せっかくだし行ってみるか!」


こうして—— 「重 力の家お邪魔回」が始まった。




2.重 力の家、予想以上にヤバい。


「お、お邪魔しまーす……。」


玄関をくぐった瞬間——


「……うわ、なにこれ。」


家の中、ダンベルだらけ。


「筋トレ器具が……無数に……。」

目蒲が絶句する。


「おい、これ生活スペースどこ?」

円 真和志(えん まわし)が、鉛筆をくるくる回しながら尋ねる。


「すべてが鍛錬の場だ。」


重 力、ドヤ顔。


「ちょっと待て、床の重さ、おかしくない?」


影 道(かげ みち)が地面を叩く。


「ふむ、グラビが重力を調整している。」


「なぜ!?」


目蒲が即座にツッコんだ。


「修行のためだ。」


「修行って、お前……普通の家じゃねぇのかよ!!」




3.グラビの重力トラップ!?


「まぁまぁ、とりあえず座れ。」


全員がソファに座ろうとした瞬間—— ドスン!!


「うわっ!? 体が重い!!」


「これ、グラビの重力操作じゃねぇか!!」


「そうだ。普通の椅子では面白くないからな。」


お前の家、罠だらけかよ。


「ふふふ……さて、筋トレ体験の時間だ!」


「いや、普通に遊びに来たんだけど!!」


しかし——。


「うぉおおおお!! 面白れぇ!!」


芦野 勇(あしの いさむ)、 ノリノリで筋トレ開始。


「やるならガチでやらせてもらうぜ!」


「さすが芦野、熱血だな……。」




4.害獣たちの反応


ジグマ(目蒲の害獣):

「これは……知的なトレーニングではないな。」


シャドウ(影道の害獣):

「…………(すでに影に溶けて隠れている)」


ナビス(道有の害獣):

「うーん、迷子になるような家ではないな。」


スイート(甘坂の害獣):

「チョコ食べながら見学するわ♪」


ポン太(君原の害獣):

「修理するものがなさそうだ……。」




5.筋肉 vs 重力、勝負開始!


「いいだろう……ならば勝負だ!」


重 力(しげ りき)が、腕を組んで言う。


「俺の家で、誰が一番筋力があるのか決めよう。」


「いや、急に何の話だよ!!」


「いいぜ!」

芦野、即答。


「やるからには、負けねぇ!!」


「お前ら、ノリ良すぎんだろ……。」




6.ジョーカーの影が……?


その時——。


「……相変わらず面白いな。」


誰かの声が聞こえた。


「……え?」


目蒲が振り向くと——


玄関の影に、白髪の少年が立っていた。


「密鍵……?」


密鍵 樹沿(みつかぎ なぞ)。

ジョーカーの宿り主。


「へぇ……こんな能力の害獣もいるのか。」


ジョーカーが、その赤い瞳をわずかに光らせた。


「……何しに来た?」


目蒲が警戒する。


「いや……ただ見学しに来ただけさ。」


「見学って、お前……。」


「興味があるんだよ、害獣ってやつに。」


ジョーカーは、意味深な微笑みを浮かべた。


「じゃあな……。」


そう言い残し、密鍵とジョーカーは静かに姿を消した。




7.試合終了! そして……


「ぐぅぅぅぅ……!!」


結果:筋トレ勝負、芦野 vs 重 力は引き分け!


「な、なんだこれ……体が重すぎる……。」

芦野は力尽き、ソファに沈み込んだ。


「はっはっは! 今日はよく鍛えたな!」


「いや、遊びに来たんだけどな……。」

目蒲が疲れ切った声でつぶやいた。


「ま、楽しかったしいいか!」


「二度と来ねぇ……。」


こうして、

「重 力の家のヤバさ」 を知った一同だった。

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