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2 - 第2話 苦しみの始まり

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2025年03月22日

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ーよくじつー

霊夢:「あれ…?」

私の机は、油性マジックで落書きがされていた。「バカ」「死ね」数々の悪口が、私の胸をぐさりと刺す。

魔理沙:「霊夢、おはよー…って、その落書き…!?」

霊夢:「あ、おはよう魔理沙。気にしないで」

私は雑巾を洗い、机を拭く。中々取れない。

魔理沙:「…」

魔理沙は泣きそうな顔で私を見つめている。でも、痺れを切らしたように雑巾を取ってきた。

魔理沙:「親友が辛い目にあってるんだ。見過ごす訳にはいかないだろ」

…やっぱり魔理沙は優しいなぁ。

机を拭き終わり、私はトイレに行った。


ートイレー

個室に入り、スカートを下ろそうとした時

[バシャンッ!]

霊夢:「え…」

冷たい水が上から降ってきた。私はびしょ濡れになり、呆然としていた。

霊夢:「だっ、誰…!?」

ふいに笑い声が聞こえ、私は声を出した。

??「バーカ。びしょ濡れなんじゃないの?w」

??「それなw」

??「あははw」

私は怖くなり、縮こまってしまった。

声も気配も無くなり、私はトイレを出て保健室に行き、着替えをもらった。


ー教室ー

魔理沙:「霊夢、大丈夫なのかな…?」

A子:「魔理沙先輩」

魔理沙:「あ、A子」

A子:「実は霊夢先輩、病気みたいなんですよぉ」

魔理沙:「ええっ!?」

A子:「それで私、治す方法知ってるんですよ!お父さんがお医者さんでぇ」

魔理沙:「教えてくれ!」

A子:「もちろん♪」


ー霊夢が戻ってきてー

霊夢:「ねぇ魔理沙…」

魔理沙:「…」

霊夢:「ま、魔理沙?」

魔理沙:「…」

霊夢:「…ごめん」

私は魔理沙に無視されたのが悲しくて、それでも大切な人だから。

魔理沙:(A子が言うには無視すれば病気が良くなるって…!)


ー放課後ー

いつもは魔理沙と喋って笑いあった帰り道も、今日は1人で帰った。

霊夢:「魔理沙、どうしたんだろ… 」

訳が分からなくて、私は泣いてしまう。頭の中がぐちゃぐちゃで、何も分からない。

霊夢:「うぅ…」

俯き立ちすくむ。

家に帰ってきても、何も言えず部屋に籠った。

霊夢:「…でも、学校行かなきゃ」

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