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ども、主です!それでは本編どうぞ!
ー💜side
それから数日後、朝起きると、知らない部屋にいた。隣の部屋が騒がしい。俺がそっと様子を見に行こうとしたら、メイドさんに遮られた。抱えられ、元に戻されてしまった。
メイド「ごめんなさい。今貴方を🧡様のお部屋に入れてあげることは出来ないのです。昨晩、🧡様が体調を崩されまして、今日はお医者様が来ていらっしゃるのです。そのお医者様が、うさぎが苦手でございましてね、、、。あ、もう行かないと!」
そう言って、メイドさんは俺が求めている部屋へ。俺はなんとかしてドアを開けようとしたけど、こんな俺じゃ、大きなドアが開けられるわけもなく、俺はヘナヘナとその場に座り込んでしまった。彼に、🧡さんに会いたい。そんな気持ちが感情となったのか、耳がへにゃんと垂れる。数時間ほど待って、お医者様も出ていき、状況が落ち着いたようだったので、俺はこっそりと入っていった。
🧡「すぅ、、、すぅ、、、。」
可愛らしい寝息をたてて、寝ていたが顔色はだいぶ悪そうだった。俺は、そっと待っている間に摘んできたオレンジ色の花を添えた。早く、良くなってくれるかな。そう思っていたとき、彼がゆっくりと目を開けた。
🧡「ゲホッゲホッ、、、あぁ、💜くん、来ないほうがええで?うつってまうよ?」
辛そうに咳をしながらも、頭を撫でてくれる。なぜか今にも泣きそうな顔をしていた。その顔が、俺との別れを惜しむような、そんな悲しみで溢れかえった笑顔だった。
🧡「ゲホッ、、、💜くん、実はな、俺言わなあかんことがあるんよ。」
なんだろう。そう思いつつも撫で続けてくれている頭から、彼のぬくもりを感じる。だけど、いつもより冷たい手だった。うさぎは敏感だからね、何かとそういうことはわかるんだよね。
🧡「俺な、、、ゲホッゲホッ、、、寿命がそんなに長くあらへんのよゲホッ、ゲホッ、、、あと、、、5年も生きられへんって言われたんだ。ゲホッ、、、もともと難病をもっていて、、、ゲホッ、ゲホッ、、、ずっと、、、闘ってたけど、、、もう身体が限界なんやって。、、、ゴメンな。せっかく出会えたのにっ、、、ゲホッゲホッ、、、もう、、、💜くんと遊べへんかもしれへん、、、。」
俺は悲しかった。せっかく出会えたのに、これから、楽しい時間をたくさん過ごせるって思えたのに、、、。俺は胸が張り裂けそうになりながらも、自分の無力さを呪った。何か、何か🧡さんにできることがあるのなら、、、俺はなんだってやってやる。お願いだから、彼を死なせないで。俺をまた一人ぼっちにしないで。
はい!いかがでしたでしょうか?いいねやコメント、フォローよろしくおねがいします!それじゃ、おつてぬ〜