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﴾犬を拾ったらまさかの第一王子と結婚?!﴿
プロローグ
この世界には、2つの王国がある。
人間の王国と人外の王国。人間の王国は、 人外と違い、能力を持たぬ者。
そして、 ケモ耳や尻尾がない者。
逆に、人外の王国は 能力を持つ者。
そして、ケモ耳と尻尾を持つ者。
お互い権力を持つ王国だが、実は人外の王国の 方が権力が高い。
そして、お互いに一つの掟が ある。
それは、人間と人外が結婚をする事。
だが、それは貴族のみ。貴族と民が結婚してはいけない。掟を破った場合、きつい罰が下る。
貴族には、位を下げ。民には、一生奴隷として過ごす。それが王国の掟。
そして、2つの王国に、昔から伝えられている事がある。それは、貴族が動物に化ける時、その姿を見せた者と結婚をしなくちゃいけない。そんな物語である。
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﴾犬を拾ったらまさかの、第一王子と結婚?!﴿
第一話
使用人/おいっ、あんた今すぐ、水を持ってこい
ハル/はいっ、!今すぐ…!
ハル/これぐらいでいいかな…、
私は…、遠い所で使用人として過ごしている。
使用人って言っても、元は普通の民だった。
お父さんが借金をしてしまい、私が返す事に
なってしまった。本当…、借金するなって、
あれ程言ったのに。何がしたいんだが。
使用人/遅いな…、もっときびきび働きなさい!
と使用人にはこう言われるし、
早くこんな所から抜け出したいよ…、
突然と犬の声が聞こえる。
ハル/ん…、犬の声、?何処から、?
辺りを見渡せば、犬が居て。とても綺麗な青色
ハル/あら…、とても綺麗な青色、
犬を抱えれば、そう呟き。
ハル/ねぇ、一緒に私と暮らさない?
そう言ったのが、運命の始まりだった。