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初めてコメントしましたね…←知らんがな よかっから感想聞かせて下さい!参考にさせていただきます!
読んでいただく前に謝罪
さっき2話(消したやつ)を確認したらなんかめちゃくちゃ誤字ってたり分かりにくい箇所が多すぎて( ´-ω-)ってなったので書き直しました。すみません。
怪物
目が覚めたら冷たいコンクリートの上に横たわっていて回りを見るとどうやら捕まったらしい。よくある牢獄のようで小さい窓からは儚げな月光が差していた。しばらくすると
「君は…誰?」
奥からは今にも消えてしまいそうな小さな声で話しかけられた。
「僕は…誰だろう。」
不安にしないためにふっと笑って見せたが無意味かもしれない。
「僕は…ううん、なんでもないです。」
あぁ。彼も自分の事が分からないのか。頭の打ち所が悪かったのか怪物になったのか。
「とりあえずここに来てくれないか?暗くてよく見えないんだ。」
出来るだけ優しく告げてみた。
そしたらゆっくりとこちらにきた彼はやはり
瞳は深い深い海のようでなんだか吸い込まれそうだった。落ち着いた声色のこの人は僕と同い年位だろうか。そうすると彼の後ろからひょっこり男の子が出てきた。僕らより2、3歳下だろうか。顔はよく見えないが不安に揺れる若草色の瞳は美しかった。月光が差す二人の瞳は宝石のように美しかった。
でも僕をみてきっと怖いだろう。僕でさえも怖かったのだから。この赤い瞳。何もかもを見透かされそうだった。怖かった。認めたくなかった。遠いはずの存在の怪物になっているなんて。自分で自分が恨めしかった。
???視点
気がついたら弟と一緒に横たわってて、自分が誰かもわからず不安だった。僕は誰だ?名前は?年齢は?何故か全て分からない。弟も目が覚めたらしく、僕にぴったりとくっついている。そんなふわふわの髪を優しく撫でてやった。そこに彼はやって来た。しばらく気を失っていたけれど、目が覚めたらしく辺りをキョロキョロと見渡している。話しかけてみた。
「君は…誰?」
振り向いた彼の瞳は赤く染まる彼岸花のような色だった。僕はとても美しいと思った。彼の声は波のように広がり優しいが泡沫のようだった。おぼつかない会話をしていたら急にガタンと大きい音を鳴らし鉄格子が開いた。
「出ろ。時間だ。」
鉄格子を開けた男は体格が良く、威圧感と殺気が凄い。彼は恐らく人だろう。彼は杖のようなものを取り出し、僕らにかざして何かを唱えた。魔法か?と思ったのもつかの間。意識はもう遠かった。
『上手くいったか?』
「えぇもちろん」
『早く怪物など檻に入れてしまえ。憎く汚らわしい怪物なんて。』
「了解。」
「さあ、皆さん、オークションの始まりです!!新しい怪物も追加されましたよ!準備は宜しいですかぁ!?」
とある会場で高らかな声が響き渡った。
あとがき
はじめましての方ははじめまして。みどるです。今回からあとがき始めます。まだまだ卵なので羽化して立派にコケコッコーと言うまで優しく見守って下さい。さぁ新しい人物がやって来ましたね。ごちゃごちゃになってきた所で今のところの怪物の特徴をお伝えしたいなと思います。
怪物の特徴
・人間だったころの記憶が無い。
・瞳が人間離れした色をしている。(極端に青い、極端に赤い等)
・人喰種がいる(人肉しか食べれない。)
・?????
・?????
今のところこんな感じです。他にも話の裏話や制作秘話なども書いていきますのでお楽しみに。誤字脱字等あればコメントしてお知らせ下さい。それではまた次の話で。
この作品を見つけてくれた読者の皆様に感謝を込めて。
みどる