テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
💡注:これは〈一夏の花火のような恋をした〉のif版です!そして、BL初心者です。優しく見ていてくださいね!
※情景や、登場人物達を自分の自由に想像しながら物語を読むと、より楽しめますよ♪
あれは、いつの事だったろうか
桜の木の下で立ち尽くす君を見て不覚にも綺麗と思ってしまった
窓際に座って本を読む君も
人見知りで、友達が少ないことも
全てが愛しく思えた
言葉には出せないけれど、心の何処かでいつも触れたいと、隣に立ちたいと感じていた
でもそれは叶うことがないと思う
だって君と俺は__
男同士なのだから
#プロローグ
桜が舞う時期
満開に咲き誇るその樹の下で俺は見つけた
手に持つカメラを桃色の花びらに向け、真剣に見つめているその眼が
俺には特別に見えた
出会ってしまった
君がこちらの視線に気づく
振り向いて、俺と目が合うその瞬間
俺は目を逸らしてしまった
やってしまった…
先程まで見つめていた自分が恥ずかしくて、君の表情を見たくなくて
あの時君は、どんな表情でどんな気持ちだったんだろう……?
…み_ず、
し…_ず
「おい、清水」
「大丈夫か?」
琉生の声で我に返る
何昔のこと思い出してんだか…
心の中、呆れ顔でため息をついてみる
そうだ、今俺は星嵐学園1年生
もう入学してから9ヶ月が経つ
丁度2学期が始まったくらいだ
こいつ、早海琉生とは入学して3週間程経った時だろうか
そんな時期に出会って、名前を教え合い、ここまで仲良くなった
俺は2組で、琉生は4組
組が違うから接点すらなかった
それだけど、俺はもっと前から琉生を知っている
あの入学式の校門前
桜並木を見つめる琉生を
「本当に大丈夫か?」
『ああ、大丈夫だよ』
にこっと微笑む
琉生はふーんと、声には出さないがそんな事を言いたげな顔をしている
そんな琉生に思わず笑ってしまう
「なっ、僕何にも言ってないじゃないか、!」
「なんで笑うんだよ…」
眉毛が下がって、いかにも不満気な表情になる
本当にコロコロと表情が変わる
面白い奴だ
『別にー?何でもないよw』
「あっ、また笑った、!」
もうっ…、と漫画なら書いてあるだろう表情
クラスでの琉生は知らない
俺は意外にもクラスでは中心の存在なので、琉生のクラスでの姿をまだ目にしたことはない
というか、まだ苗字呼びだし…
名前で呼んで欲しいなぁ…
「りょ、涼…?//」
はっと我に返る
なんてことを想像してるんだ
少し赤面で、もじもじと照れ臭そうに俺の下の名前を呼んでくれる琉生を想像してしまった
ぼっと、俺が赤面してしまう
何も知らない琉生はきょとんとしている
そんな間抜け顔ですら、琉生なら許せてしまう
これは俺がおかしいのだろうか
…わからない
だが、今のこの関係性を維持できたなら俺は嬉しい
キーンコーンカーンコーン_…
「あ、予鈴だ」
「ほら、いこ」
琉生が手を差し伸べてくれる
おかしなものだ
普段はあまり人と話さないと言っていたのに
最初の頃はもっと警戒心丸見えだったのに
今ではこんなにも丸くなって、無防備になってきている
こんなの俺が琉生の特別なんじゃないかって、勘違いしちまうだろ
俺は琉生が出してくれた手を取り、クラスへと続く階段を降りていく
繋いだ手はすぐに離されてしまったけど、いつかもっと長い時を繋いでいきたい
そう、心の何処かで願ってる
はい…!初のBLはどうだったでしょうか…!
これからこれも連載していきたいと思っています!
話がわからない人は、前作を見てくださいね♪
ほのぼのくらいのBLしか書けないので、それでいきますw
それと、本編のifの物語なので結末は本編とは違います!w
これも、琉生と涼の出会いのところもここから更に過去として書いていけたらな、と思っているので、ちょっと頭がこんがらがるかもですw
そこはご容赦ください…w
では!
次回⇛琉生のクラス
コメント
3件
うぇ~い!!! 続きがんばれ!
めっちゃ好き!続きが楽しみですっ✨️