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「えっと……シャワーは……」
お風呂の中をのぞいていたら、わんちゃんがいきなり飛びかかってきた! 大好きな蜂蜜の匂いで、興奮してるのかな?
「わっ!……もう、だめだよ? めっ」
私が叱っても、ぜんぜんいうこと聞いてくれない。きっと、私の方が立場が下だと思ってるんだ。
「こらー、もう、しょうがないなぁ」
実際、こんな大きな犬にのしかかられると、私じゃぜんぜん動けない。うう、重い。
「ワフッ」
二匹とも楽しそうにしてる。まったくもう。あっ、私を押さえつけたまま、わんちゃんたちが体を舐めてきた!
「わわわっ……くすぐったいってば!」
「クゥーン」
きっと体の蜂蜜を舐めてるんだ。でも、困ったな。蜂蜜は垂れてきて、あんなところや、こんあところにも。
「もう……くすぐったいよ!」
でもわんちゃんたちはさらに調子に乗って、私の体中に舌を這わせ始めた!(続く)
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