先に声を発したのは私だった。
「蒸し餃子!蒸し餃子がいいよー!」
「そうか、雫はそっち派か」
「あの、プリプリの海老が入った美味しいのがいいの」
「ははっ、分かったから落ち着けよ。別にダメとは言ってねぇだろ」
「そうだけどーー」
「はははっ!!」
何がツボに入ったのかは分からないが、大笑いしながら私をムギュムギュと抱きしめる大和さん。別に焼き餃子も好きだけど、できたらあのプルンとした蒸し餃子を食べたいよ……。
「じゃあ、両方作ればいい」
「えっ?」
「お互い休みなら時間もあるし、両方作って酒でも飲みながら夕食とか」
「それでっ、それがいいっ!」
「了解」
軽く頰にキスをされ、大和さんは今度こそタバコを吸いに外に出て行ってしまった。それを見送りソファーにボフッと倒れ込む。
「楽しみすぎるーーーっ」
餃子パーティーだ、これは餃子パーティー(仮)といっても過言ではな**************************
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