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【花吐き病】
吐いた花や、咲いた花からは花粉のようなものが出る。
その花粉を摂取すると、花は吐かないが、似た症状が出る。
体内から花に侵食され、皮膚や神経を突き破り花が生える。
血液や栄養素を元に成長し続け、身体を徐々に蝕んでいく。
花吐き病が死に至るまでの時間は約一ヶ月。
対してこの花粉から受けた花吐き病の一種は、死に至るまでの時間は長く、苦しむ症状が多い。
そんな長い時間は『約一年』
潜伏期間は約半年。
生えてくる際は耐え難い痛みに襲われたり、咲いた花の花粉により症状が進行したりなど。
花吐き病の花を吐く以外の症状と、花の生えてくる痛み、貧血等の症状を抱え、長い間苦痛に苛まれることとなる。
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散らかった部屋に一冊の日記。
研究記録などでも書いてあるのだろうか。
表紙に記された名前には
『pk』
の文字と
『病状、経過観察日記』
と題名があった。
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【○/☓☓ (水)】
今日は花がまた増えた。
この症状が分かってから約半年程経過。
花吐き病よりは長く生きられるようだが、いつ死んでもいいように覚悟をしておこう。
花が生える際は痛みが残り、血液が出ることを確認。肉から生えているのだろうか?
痛み→刺されたような痛み
花粉を採取、研究対象とする。
血液をもとに解剖。花は通常よりも成分が多少なりとも変わってくる。個体差アリ。
血液の成分の変化アリ
要研究対象。
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【△/☓ (金)】
新たな患者 【アオイ】
花吐き病に感染、経過日数1週間。
まだ初期症状だが警戒態勢を取る。
睡眠不足の傾向アリ
栄養価の高いものを勧める。
血液を採取
先輩や自分とは違い、少し血液は特殊なようだ。
血液や花粉を元に薬を開発してみることにする。
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『…あとどれぐらい、生きられるんだろ』
『先輩…あと、少しですから………』
れんこん
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コメント
4件
みどりいろさん、第9話「白い研究室」、じっくり読ませていただきました……。 花吐き病の詳細な設定が日記という形で語られる構成、すごく好みです。特に「pk」さんの冷静な観察眼と「あとどれくらい生きられるんだろ」という独白のギャップに胸が締め付けられました。新たな患者・アオイさんが出てきたことで、物語に希望とも焦りともつかない空気が生まれて、続きが気になります。お薬、うまくいくといいなあ……😌