俺は凛から送られてきた長文LIMEを読み終えるなり、家を飛び出した。
タクシーを使って病院に行き、全速力で廊下を走った。改めて若い身体のよさを実感した。
回し車を乗りこなすハムスターのように素早く足が動く。
三十四歳の身体なら、発車メロディが鳴り響く中で電車に間に合いたいと階段を一階分駆け上がるだけでぜーぜーはーはーするのに、今はこんなに走っても平気だなんて。
ああ、若さって素晴らしい――
「凛!」
病室のドアを開けて滑り込んでも凛はいなかったが、待ち侘びた光景が広がっていた。
「――総司!」
ベッドの上で何故か四つん這いになっている俺の身体を見て、目に涙が浮かんだ。
「目覚めたのかあああ!」
感涙に咽ぶ俺とは対照的に、総司は何も言わない。
感極まって声も出せないのか。
目を見開いて****************************
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