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「ええ、王宮の騎士にせがんで教えてもらったの。」

ファーランはとても戒律的で保守的だ。この国で同性愛者や女性の騎士は普通に存在するが、ファーランドには存在しないようなものだ。そんな国で育った『風変わりな』皇女が、隣国に留学した。つまり…

「そうか、だとしたら俺と君はお互い意気投合して友好的な関係を築くことができそうだ。俺は典型的なこの国の貴族じゃないし、君は典型的なファーランの皇女じゃない。もし俺が君に仕える騎士みたいにかがんで、君の手の甲に口づけをしたら、君は素晴らしい笑顔を浮かべるけど、内心では『薄汚れた』感情を抱くんだろうな。俺と君が協力することで、ファーランとアルヴィアンの厄介な過去の呪縛を乗り越えられることを願っている。何か相談したいことがあればアルヴィアンに連絡をするか、俺の寮の使用人に一報を入れてくれないか?」

実はアルヴィアン家は元々ファーランの国境を防衛する辺境伯家だった。今から250年近く前までは。だが内政を巡るファーラン皇族とアルヴィアン家の深刻な対立により、アルヴィアン家はこの国に亡命して、当時の国王陛下より侯爵家の地位を授けられた。アルヴィアンの経済的繁栄もあり、アルヴィアンとファーランは経済的な結びつきはあるが、政治的な結びつきは未だに修復できていない。それを俺の時代に再度結びつけることができることを願っている。

結局のところ彼女は多分、俺と同じ人間だ。既存の腐った制度や価値観を打破することを試みる人間。だからこそ、俺と彼女の友好的関係はお互いにとって良いものをもたらすだろう。

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