kidさんとknmt中心 .
ご本人とは何の関係もなし .
不穏 .
rfmoとvlzあり .
次回からは注意喚起をしません . それでもいい方はどうぞ .
__________________
knmt「げほ ッ … げほ ッ ゲホッ ?!」
スタジオでrfmoの収録中 …
急に胸が苦しくなり , 息が上がり , 咳がで始める
だんだんと酷くなり , スタッフさんや3人が顔を覗き込んでくる
kgm「だ , 大丈夫ですか … ? 」
fw「顔色ワル ッ … ?! 」
kid「 …… 」
kid君が優しく背中をさすってくれるが , 一向に咳は治らない …
なんなんら酷くなるばかりだ .
knmt「う” ッ …?! げほ ッ ゲホッ … !! かは ッ …… ?! 」
ボタボタ ッ … !
手に赤黒い液体が ぐちゃ “ と付く
手の隙間から , 床に鮮血が零れ落ちる
fw「mtさ ッ …… ?! 」
kid「誰か救急車 ッ !!」
大事にしたくないが , ここで躊躇えば 死 が待っている ,
と ,体が本能的に察知する
kgm「大丈夫 … きっと大丈夫ですよ …… ! 」
社長の ぽかぽか とした手が自分の手を包み込む
安心感 と 大丈夫じゃ無かった時 の恐怖で涙が出てくる
fw「mtさぁん ッ …… ! 」
fwっちの声が震えているのがわかる
ごめんね と言いたいがこの状況だ , 僕は微笑みかけるしか出来ない
kid「 救急車 ッ ! 来ました ッ !! 」
そう言って僕の事をkid君が持ち上げる
安心感 で意識が途切れはじめてくる
knmt「ぅ” ッ … ゲホッ … か ヒュッ …… 」
隣でkid君が誰かと話している …
きっとお医者さんだろうか …
なんて事を考えていると口に呼吸器をつけられる
knmt「はー ッ … はー ッ …… 」
苦しい .
助けて .
死にたくない .
そこで意識は途切れた .
_________
knmt「 ぁ …… ? 」
目を覚ますと白いシーツの上に寝転んでいた
息を軽く吸ってみると ひゅー ッ … と綺麗な音が鳴る
knmt「ぅ … あぁ …… 」
軽く声を出してみると篭った音で耳に入る
隣で コポポ ッ …… と非現実的な音が鳴る
knmt「誰 , か …… ? 」
knmt「誰かいないの ッ …… ?」
そう呼び掛けても篭った自分の声が響くだけ
なんだか キュッ となって目が熱くなる
knmt「誰か ッ ぁ …… , !」
力を振り絞り声を出し , 起き上がろうとする .
だけどそんな努力も無駄に終わる
軽く首を動かすと窓の外からの光が目に入る
knmt「ぅ わッ …… 」
それと同時に フワ っ と桜の花びらが舞っている
今は … 秋 の筈だ
knmt「 は ……… ? 」
ガラガラ ッ !!
knmt「っ わ” …… ?! 」
病室に誰かが入ってくる
「御目覚めですか ? 」
そう問い掛けてくるのは
どこか神秘的な雰囲気を纏う , 非現実的な人だった
声は中性的で顔も隠している
knmt「ッ” …… 」
怪しすぎるだろ … ?!
knmt「だ , れ …… ッ ?」
質問を質問で返すのもあれだ ゲド …
流石に怖い …
「申し訳御座いません . gnzk様からの使いでして … 」
knmt「はぁ ッ …… ?? 」
gnzk君からの使い … ?
なんで … 僕なんかに …… てか ッ … !
knmt「ここ , って …… ? 」
「ここは … 」
「桜魔です」
knmt「は ッ … ? 」
knmt「な ッ … えぇ …… ? 」
knmt「ど ッ どう言う事 ッ …… ? 」
「御目覚め感謝いたします」
「 虚の神よ . 」