3月になった。
「高橋んちの出産、もうすぐだなぁ」
「うん、どっちかなぁ?楽しみだね〜」
「美優は、どっちだと思ってるの?」
「なんとなくだけど、女の子のような気がするの。」
「へーそうなんだ。」
「え?洋平は?」
「俺は、また男の子のような気がする!」
「えーどうして?」
「高橋が女の子を抱っこしてる|画《え》が浮かばない」
「そんな〜なっちゃんには、浮かぶよ、女の子を抱っこしてる。」
「人の子どもの予想で楽しんでたら怒られるな、ハハ」
「そうだよ。」
「もしかして、美優と誕生日一緒になったりして〜」
「あ〜すごく素敵な子になるわよ!決まり!」
「ふふ」
「ん?」
「ううん、そうだよな」
「だよね〜そして、素敵な恋をして、素敵な旦那様と子ども達に恵まれるの」
「美優〜」
「ふふ、3月14日生まれ最高だよ。」
そう言ってたら…
なっちゃんから連絡!
『無事に出産しました!
3月14日、元気な女の子です。
美優ちゃんと同じ誕生日だね。縁を感じるわ〜』と…
「嬉しい〜!ほら女の子じゃん!頑張って食べたのかなあ?お肉。高橋さんは、野菜…ふふ」
「えーアイツが肉抜きなんて考えられない!きっと、浅く…の方法だよ!」
「プッ、そんなこと聞けないよ。」
『おめでとう!3月14日生まれ、最高だよ♡』