頭を抱えてしまった花木さんを見て、私は動揺が隠しきれない。
「……あの、花木さん?」
「ごめん雫ちゃん、ちょっと待ってね。今僕の知恵を総動員して、どう話を進めていこうか考えてるから」
「ええっ、どういうことですか?知恵?」
「大体さぁ、大和も大和だよね。こんな状態で何日も放置するなんて信じられないよ、全くもう」
花木さんは半分独り言のようなことを言いながら、顎に指を添え大和さんの文句を言い始めた。察せることは一つ、花木さんは大和さんがなんて言おうとしたか完全に勘付いてる……?親友兼幼馴染の勘……?
そうこうしているうちに、さっき注文した厚切りベーコンのカルボナーラが目の前に到着した。途端にお腹が減ってきてグゥッと鳴る。花木さんはそれを聞きクスッと笑うと、先に食べていいよと勧めてくれた。
卵黄をそっと割り、ソースと共に生パスタによく絡める。口に入れると、チーズソースとトロトロな***********
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