テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
キッチンの3人が結構フル稼働。
僕と美洋さんも、それなりに手伝った。
結果として、1時間くらいで大量のメニューが完成。
例によって、先生からメニューの説明を受ける。
○ イワシと小サバの唐揚げ、南蛮漬け
○ キヌバリのフライ
○ キュウセンベラ、ドンコの煮付け
○ スズキ、タカノハダイ、アイゴ、タコの刺身
○ 小サバのしめ鯖
○ 松葉貝とウミニナの酒蒸し
○ オカヒジキ入りすまし汁
○ ツルナのおひたし
このうちイワシ、サバ、タコ、スズキ以外は川俣先輩が釣ったもの。
何気に色々な種類と数を釣っている。
数そのものは圧倒的に小サバが多い。
でも、こうやって少しずつでも色々な種類があるのも楽しい。
次は先輩と同じようなテトラポット攻めをやってみようかな。
そう思ったら、先輩がふらーっとやってきた。
食事の匂いを嗅ぎつけたらしい。
「しかし今日、未亜にはやられたな。あんな大物をあそこであげたのは初めてだ。あとタコも」
「今までは、ボラの60センチ級が最大ですね」
と先生が説明してくれる。
テーブルに目一杯に並べて、6人で囲んで。
「いただきます」
一応課外活動らしく全員で唱和してからいただく。
まずは目についた、小サバのしめ鯖。
魚が小さいので、1匹の半分がそのまま1切れになっている。
そのうち目についた1匹分を急いで取る。
おそらく、これ、僕がおろした奴。
身が骨の方へ取られ、薄くなってしまった奴だ。
こんなのを他人に食べさせるのは申し訳無い。
あ、でも、結構これでも美味しい。
一方、刺身はどれもこれも、なかなか美味しそう。
今回の刺身は白身中心。
新鮮すぎて、ぷりぷりを通り越して固そうな感じだ。
切ったところのエッジが立ったまま、というか。
試しに、タカノハダイの白身を一切れ。
あ、やっぱり美味しい。
身は固いけれど、脂がじわりという感じ。