信太
信太
信太
信太
信太
信太
信太
2日前
弟
弟
信太
信太
信太
弟
扉が開く音
ガチャッ ガチャーン
お母さん
弟
弟
信太
お母さん
お母さん
お母さん
信太
お母さん
信太
弟
信太
信太
お母さん
お母さん
お母さん
信太
弟
信太
休みの日
家族で川釣りに行った
しばらく釣りをしていると
,
,
弟が溺れていた
助けようとしたけれど
信太
信太
信太
最近の弟のことを考えて 僕は放っておくことにした
10分後
お母さん
お母さん
信太
信太
信太
お母さん
この時のお母さんの顔は これまで以上に慌てていた顔だった
そして…
弟は死んだ
どっちみち助けようとしても 僕が泳げないのはみんな分かってたから 無理だった
,
2週間後
お葬式が行われた
お母さんもお父さんもみんな 泣いていた
親戚の人もいとこもみんな 泣いていた
その中僕はずっと寝ていた
(こんなお葬式やってられるか)
翌日
起きたらなぜか
,
弟の声が聞こえた
さらに翌日
まただ
また弟の声が聞こえた
毎日弟の声が聞こえた
しかも日に日にその声の大きさが 大きくなっていく
ある日
塾の帰り道
その声が大きすぎて思わず
「うるさい!」
と言った
すると
,
,
すぐ僕の目の前を バイクが猛スピードで通っていった
そのとき大きく聞こえたのは
「しん((ちゃ ん、まえ!」
だった
僕はひたすら泣いた
弟がこんな僕を見守ってくれたなんて 思いもしなかったから
あの時、弟を助ければ良かった と強く反省した
翌日
,
,
僕は震えが止まらなかった
,
,
,
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