恋人2話

まだ、夜か･･･

嫌な時に起きちゃったな

幸恵は、･･･？

まぁ、それは、凄まじい音で･･･

爆睡してるし起こすわけにはいかないよね

寝室を離れる

あれ･･･？

何か、リビングから、音がする･･･

泥棒？

ガチャっ

テレビからノイズが流れていて、

真夜中に･･･

怖い･･･

眠った方がいいかな？

今の出来事のせいで余計に目が冴えてしまった

やっぱり･･･最近おかしい･･･この家のどこかが･･･

あの部屋があるせいかな･･･

あの部屋は、拓斗と別れてからは、1度も入っていない

私の家には、2つの寝室がある

元々、ここは、拓人の住んでいた家で･･･とても豪華だった

何から何まで揃っていて何一つ不便なところなんかなかった

私と拓斗･･･大切な部屋

初めての夜を過ごした･･･所

毎日楽しかったなぁ･･･あの日までは･･･

束縛が始まったのは、別れる、１ヶ月前くらいからだ

その日、拓斗の様子がいつもと違うくて･･･どこか慌てているような

しかも･･･、「子供つくろ？」とか、言い出して･･･

怖くなった･･･なんで急に？

元カノ･･･その人との間には、1人の子供がいた拓斗

しかし、元カノは、その子を産む気なんてなかった

「子供とかダルいし、ただ、ヤリたくてヤッタだけ」

「子供できるとかマジ無理ぃーマジ、死ねよってのぉwww」

その言葉にイラついた拓斗･･･、たった一つの命なのに･･･って

どうしても、子供が欲しくなってしまった拓斗、もちろん自分の

しかし、もう元カノは拓斗となんか付き合う気はなくて

離れていってしまった。

そんな時に出会ったのが私だった

必ず子供をつくると思っていたが

まだ、早すぎると思い、我慢したらしい

しかし、もう付き合って2年以上たった。

もうそろそろ良いだろうと･･･その日が１ヶ月前だ

自分以外の男との、交流を全て辞めさせた

俺とだけ抱き合っていればいいそんな気持ちだったという

しかし、私も耐えられなかった

見捨てられ、1人になった拓斗

そして、自殺したという訳だ

可哀想と思うかもしれない。

でも、あんな束縛に、耐えられる？

今では、死んでくれて嬉しいと思っている

見てくれてありがとうございます‪⸜(*ˊᵕˋ*)⸝‬💕✨

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