ライアン
ライアン
ライアンの剣が、その風に弾かれる
クロエ
アメリア
アメリア
クロエ
クロエ
クロエ
クロエ
アメリア
アメリア
クロエ
クロエ
クロエ
クロエ
アメリア
アメリア
アメリアは2丁の銃を構えた
同時に、クロエも銃を構える。
そして…
クロエ
オーロラ
オーロラ
クロエ
彼らは魔法を使って、空気をも操る。
メラ
メラは、呆然とアメリアたちを見ていた
メラの考えていることはアメリアにひしひしと伝わったが、そこに心配はなかった
なぜなら彼女はもう───
メラ
強い意志を、持っているから。
メラ
スッとナイフを振り、1人、また1人と倒していく
メラ
メラ
トン、とメラは着地する
メラ
メラ
メラ
メラ
メラ
メラ
くるくるりと回ったり跳んだりしながら、メラはまるで踊っているような、遊んでいるような身軽さで、敵を倒していく
アメリア
メラ
メラ
メラ
実のところ、今この瞬間、メラの動きは誰にも読めなかった
いつもの"軌道が見えてからでも反応できる"動きならばまだしも
これほどのスピードとなると、メラは、
自分でも自分の動きが読めなくなるほどに────何にも囚われず
本当に、ただただ、自由だった。
テヘル
メラの動きについ声を漏らしたテヘルはぴょんと跳んだ拍子に短剣を咥え、解けかけた髪を結い直す
テヘル
テヘル
テヘルはアメリアの方をチラリと覗き見た
テヘル
見ていたのは手元。銃だった
テヘル
テヘル
テヘル
アイザック
テヘル
アイザック
テヘル
テヘルはニッと笑うと、くるりと体を翻し、その拍子にリボンが靡く
テヘル
テヘル
長剣がテヘル目掛けて降って来て、テヘルはそれを短剣で止めてみせる
銃撃は身軽な身体で避け、うまくいけば剣先が弾いてくれる
テヘル
長剣や遠距離用の武器など、短剣じゃ敵わないものは、本当はいくらでもあった
それでも彼にとっては───そんなことは足元にも及ばない問題で
テヘル
テヘルはずっと、無敵だった。
アイザック
そんなことを考えながら、目線はしっかりと目の前の敵に向けている
この先も同じ未来を見据えるために、やるべきことを。
アイザック
最後。
これが最後だということは、当然アイザックも承知していた
アイザック
アイザック
アイザックの瞳が敵を捉えてギラリと光った
相手の瞳は揺れ、戸惑ったように構え直す
アイザック
その瞬間にはアイザックはもう、敵を斬っている。
アイザック
アイザック
アイザック
アイザック
アイザック
アイザック
アイザック
アイザック
アイザック
アイザックは軽く剣を振る
相手が避けたかと思うと今度は突き刺してみる
そしてすかさず両サイドから向かってくる敵に気がつき、一方に剣を投げつける
そして、武器を手放したアイザックに近づいてくる兵を思いきり殴った。
アイザック
アイザック