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さくらside
屋上に着いた
織山くんが警備員さんに話して、
開けてもらい、 この時間は誰も入れないようにした
さすが織山くん
ここに来るまでの間
少し織山くんのことを聞いた
ダンスのレベルが高いこと、 振り付けをしてること
ライブの演出から、構成まで 全てを担当していること
だから事務所の人間から
すごく信頼されていて
"すごく信用されていること"
織山くん的には嫌らしい
プレッシャーがすごくて、
自分で抱え込んでよく壊れてしまうと
だけどそれを必死に隠してるんだって
あんな小さい体で…
尚大
さくら
さくら
さくら
尚大
尚大
尚大
そういいながら織山くんは
"消えそうな儚い笑顔"で笑った
さくら
尚大
尚大
さくら
さくら
尚大
光輝
警備員さん
光輝
警備員さん
光輝
…騒がしいな…
尚大
尚大
さくら
そう扉の方へ向かった織山くんの背中は 強くて、たくましくて、儚く見えた
ガチャっと扉を織山くんが開けると
びっくりした顔の警備員さんと 黒ちゃん?と呼ばれている男の子がいた
尚大
光輝
光輝
尚大
尚大
光輝
尚大
そっか…黒ちゃんと呼ばれている子に "私は"見えないんだ
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