優太
(いよいよか…)
奈々
お母さん
奈々
持ってきたよ
奈々の母
ありがとね
奈々の父
今回はそれを使うのか
奈々
うん
奈々
優太がいるし軽めの方が良いかなって
奈々の母
そうね
奈々の母
優太くん、最初は驚くかもしれないわ
奈々の母
でも、大切な儀式なの
奈々の母
嫌なものとは思わないでね
優太
わかりました
優太
(嫌なもの…?)
優太
(さっき持ってきたのは何なんだ?)
奈々の父
始めるぞ
奈々の父
位置に着け
奈々の母
はい
奈々
はい
奈々の父
優太くんは奈々の隣に座ってくれ
優太
…はい
奈々
絶対に間違えないでね
その声には、妙な緊張を感じた
怯えている様でもあった
奈々の母
ヤガミ様、ヤガミ様
奈々の母
今年も我が娘が連れて来ました
奈々の父
どうぞヤガミ様のお好きなように
優太
(連れてきた?好きなように?)
優太
(俺は今から何をされるんだ?)
奈々の母が先程持ってきたものを机の上に置いた
仏壇のような、何かが祀られてある物だった
もう1つ、大きなものを取り出した
奈々の母
今年のものです
奈々の父
とても健康で、若い男です
よく見ると大きなものは動いている
優太
(何だ…?)
優太
(生き物か…?)
奈々の母
お納め下さい
奈々の母は袋を開けた
その中には
若い男が入っていた
優太
(俺より少し年上?)
優太
(もしくは同じくらいに見える…)
すると男の体は
瞬く間に変貌を遂げた






