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美しき殺人鬼に抱かれて

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美しき殺人鬼に抱かれて

第3話 - 美しき殺人鬼に抱かれて第3話

953

2021年09月06日

#大人ロマンス

#TL

#ちょいエロ

狸谷ぽん

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953

狸谷ぽん

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セイラ

セイラ

もう…無理っ…ああっ

セイラ

はぁ…お願い…もう許してぇ…

レン

もう、へばったのかよ

レン

だらしねえな

セイラ

もう十分でしょ、いい加減にして！

レン

面白いこと教えてやったんだから、もう少し付き合えよ

セイラ

えっ…？

レン

さっき言っただろ？

レン

お前の喘ぎ声

セイラ

なっ…何が面白いことよっ！

セイラ

声が似てるのなんて

セイラ

姉妹だったら、当たり前でしょ

レン

冗談だって、真に受けるなよ

レン

お前の姉、アリスはな…

毎晩、男を部屋に連れ込んでたんだ

セイラ

ちょっ…何言ってんの

セイラ

意味わかんないから

レン

血は争えないな、お前らは

淫乱姉妹だな

セイラ

ふざけないで！！

セイラ

そんなのデタラメ、信じないから！

セイラ

私、帰る

グイッ

セイラ

ちょっと離してよ！

レン

まだまだ終わらねえよ

セイラ

──えっ

レン

朝まで感じまくってろよ笑

1週間後

セイラ

これでデータ送信完了ね

人付き合いが苦手な私は

自宅で『ネット記事ライター』の仕事をしている

セイラ

さて、次の仕事に取り掛からないと

セイラ

レン

俺がエロい体に開発してやる

レン

おい、もっと足開けよ

レン

舐めてくださいって言えよ笑

レン

お前、エロすぎ笑

レン

メス豚らしく、もっと腰ふって乱れろよ

あいつとの『淫らな夜』が頭をよぎった

セイラ

（あの日はどうかしてたんだ…きっと）

セイラ

（悔しいけど…私、感じてた）

セイラ

（それなりに男性経験はあるけど）

セイラ

…あんなセックスは初めてだった

お前の喘ぎ声、アリスにそっくりだな

アリスは毎晩

男を部屋に連れ込んでたんだ

セイラ

（お姉ちゃんが…男を連れ込んでいた）

セイラ

（記憶の中のお姉ちゃんは）

セイラ

（優しくて、清楚で、私の憧れだった）

あの男が言ってたこと

本当に信じていいの？

セイラ

殺人鬼からの呼び出しのようね

マンションの一室

セイラ

（高級そうなマンションだけど…）

レン

不思議そうな顔してるな

セイラ

別に、そんなこと…

レン

顔に書いてあるぜ

レン

俺みたいな前科者が

レン

高級マンションに住めるんだって、思ってるだろ？

セイラ

あんたのことなんて興味ないから

セイラ

寝室はどこ？

セイラ

さっさと済ませてくんない

レン

やる気満々だな

レン

この間って、そんなに良かった？笑

セイラ

──っく！！

レン

そんな顔で睨むなって

レン

なあ、犬と猫どっちが好きだ？

セイラ

…猫だけど

レン

気まぐれで、ワガママで、媚びを売らない

レン

お前って猫っぽいよな笑

セイラ

はあ？それが何？

レン

俺は犬派だ

レン

飼い主に忠実で、言うこと聞くしな

セイラ

ねえ、無駄話はそのくらいにして

レン

まあ、聞けよ

レン

今日はお前が

俺の『犬』になれ

セイラ

…えっ？

レン

1日だけ頑張って犬になれば

レン

今日も面白いこと教えてやる

セイラ

ちょっ、何言ってんの？

レン

まずは首輪をしないとな

セイラ

いやっ、やめてよ！

レンに無理やり首輪をはめられる

レン

犬は二本足で歩かないだろ

四つん這いになるんだ

セイラ

──！！

レン

それから、犬には服は必要ないな

服も脱げよ

セイラ

そんなのできるわけないでしょ！

レン

お前の家族の秘密、知りたくないか？

セイラ

何が家族の秘密よ！

セイラ

私が知りたいのは、両親を殺した理由と

お姉ちゃんの行方よ！！

セイラ

大体、あんたの言うことって信憑性がない

セイラ

少しはマシな情報をよこしなさいよ！

レン

…あいつらは

殺されて当然の人間だったんだ

セイラ

（──ものすごく冷たい目）

殺人鬼の目だ！！

セイラ

（…幸せだった家族に秘密なんかない）

セイラ

（そう信じたいけど…）

レン

それに今回は証拠もある

レン

お前だって興味あるだろ？

セイラ

（…両親には殺される理由があった）

セイラ

（殺人の動機がわかるかもしれない）

セイラ

わかった、言う通りにする

セイラは、全裸で四つん這いになった

セイラ

（悔しい…こんなの惨めすぎる）

レン

ご主人様に逆らわないように

レン

まずは、しつけをしないとな笑

セイラ

──何をするつもり？

いきなり下半身に指を挿入してきた

セイラ

あっ…あぁああっ…

レン

犬のくせに感じてるのか？笑

レン

ほら、中をかき混ぜてやるよ

セイラ

やぁ…やめてっ…あぁっ

レン

やめてほしかったら

ご主人様に服従すると誓え！

セイラ

あぁっ…ち、誓います

セイラ

だから…もうっ…あぁああ

レン

このくらいで許してやるか

レン

飲みな、喉が渇いただろ？

水の入った皿を置いた

セイラ

（…犬みたいに手を使わないで飲めってこと）

ピチャピチャ

レン

初めてにしては上手いな

レン

こういうプレイ好きなのか？笑

セイラ

そんなわけないじゃない！

セイラ

セイラ

（ん？…前にもこんなことがあったような…）

セイラ

（気のせい…だよね）

レン

ほら、もっと飲め

レンは大量の水を飲ませ続けた

セイラ

（ああ…水を飲みすぎて苦しい）

セイラ

（それに…なんだか…）

レン

どうした？モジモジして

レン

ああ、そうか

セイラ

お願い、トイレに行かせて！

レン

犬は人間用のトイレを使わない

レン

犬なら犬らしく

俺の目の前でしてみろ