長尾side
さっき、○○ちゃんに名前呼びをさせたら、なんでかドキッとした。
休み時間、ほかの女子には死ぬほど言われているが、
その人らは、何とも思わない。むしろ、うざいぐらいだ。
しかも、男嫌いの○○ちゃんが俺は平気らしい。でも、
ほぼいつも男といるよな?
長尾
すっかり、暗くなってしもうたなぁ。
○○
あ、そ、そうですね、、。
長尾
ん~、なぁ、秘密って俺だけなん?知ってる奴って。
わかりきっている質問をする。けど、期待したかった。
しかし、その思いもほどなく消えた。
○○
え、いや、、。うんうん。違う、、、。
○○
隣のクラスの、、西畑君って、知ってる?
○○
幼馴染だから、、、いろいろ、知ってる、、。
長尾
そ、そうやんな。...いつも一緒におるしな。
聞かなければよかった。わかっていたのだから。
○○ちゃんを見ると一瞬目が合い、すぐ逸らされた。
その、西畑、という人の前でも逸らすのだろうか。
○○
あ、あの~、、。ずっと、視線、、感じるんですが、、、。
長尾
え!?あ、俺!?ごめん!ほんまにごめん!
つい、可愛すぎて見てしまった。でも○○ちゃんもずるい。
下を向き、耳まで赤くして顔を手で覆っているのだから。
長尾
あ!そういや、初めてやんな!○○ちゃんから話しかけてくれたん!
○○
え?そうでしたっけ?、、なんか、ごめんなさい、、、。
長尾
わ~!謝らんといて!それに敬語なしなし!クラスメイトやん!
○○
あ、うん、、。わかった、。
○○
あらためて、よろしく、。謙社、くん。
長尾
ちょっ、、。
長尾
それはもう、反則やろ~、、。無意識なん?
○○
え、な、なにが?
長尾
(それは~、もうずるいやろ、、。)
○○
あ、まって、、。私の家、、ここ。
長尾
ここなん?家思ったより近いなぁ。
長尾
今度一緒に学校行こな!
○○
っ、。うん。約束、、だよ?
長尾
おん!約束や!ほな、また明日な!
○○
うん、、また明日、、。謙社くん。
きっと最後、勇気を振り絞ったのだろう。目を見てくれた。
俺はこの時、バカだった。
夜なのに家の電気がついていないのに気づけなかった。
No,3 END
主
最後まで見てくださり、ありがとうございました!
○○
_(._.)_
主
恭平君とか、道枝くんとか、しっかり出す予定ではいますが
主
結構、謙社くんと大吾くんがメインになりそうです。
主
ご理解のほどよろしくお願いいたします。
主
では、ありがとうございました!
○○
ん、ばいばい。