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welcome to my story
黄
茈
こいつは幼馴染のみこと。
今日も寝癖をぴょこぴょこさせながらこちらに笑顔で挨拶をしてくる。
茈
黄
茈
周りにはこのやり取りが夫婦に見えるらしく、
よく付き合ってる説が浮上してる。
別にそういう訳じゃないんだけどな、とは思いつつも、
俺は幼少期から、みことに特別な想いを抱いていた。
茈
黄
茈
黄
茈
黄
この気持ちがなんなのか、とっくに理解はしていた。
けど、友情と同じにできない理由を探すには、
あまりにも酷いものだったから。
この気持ちは誰にも知られないまま沈んでいく。
そうであってほしい。
黄
茈
黄
茈
黄
茈
黄
黄
茈
黄
茈
茈
黄
黄
茈
小さい頃から変わらないその笑顔も、
今となってはただの毒。
毒に侵されたこの想いも、俺にとっての毒素。
あぁ、生きづらいなぁ...
数日後
茈
黄
翠
茈
あれが、言ってた先輩か...
確かに高身長だしイケメンだし、
俺とは大違い...
張り合えるなんて思ってもいなかったけど、
てか、張り合う時なんてないだろうけど、
茈
胸を刺すような、この凍てつく心臓の痛みを、
誤魔化す理由が、欲しかった。
黄
翠
茈
黄
黄
翠
茈
翠
翠
茈
茈
黄
茈
茈
黄
茈
茈
がちゃっ___ばんっ、!!
茈
ダメだ、もうダメ。
俺多分、この先みことと居られない。
茈
茈
好きだ、好き。大好き。
小さい時からずっと、大好きだったよ、みこと。
茈
茈
この気持ちに、このちっぽけな想いに、
恋心だという自覚を持ってしまったら、
何となく...、今までの思い出を壊してしまいそうで。
俺は臆病だから、
何より...みことと話す意義が無くなることが怖かった。
みことと、話せない理由ができるのが怖かった。
だから必死に、抑えて、抑えて、仕舞い込んできたのに。
茈
ごめん、ごめんな、みこと。
素直にお前の幸せ、喜べなかった。
お前が意中の先輩と付き合ったって知った時、
俺、素直に喜べてなかった...ッ
表向きだけ取り繕って、本心はずっと、ずっと...っ
こんな奴が、みことみたいに綺麗なやつの隣に居ていいのかって、
凄く...、不安になったんだ。
溢れそうになる嫌悪と憎悪と嘆賞がぐちゃぐちゃで、
もう、どうしたらいいかわかんないよ...
茈
茈
こんな最低な野郎で、ごめんなさい。
どうか、...どうか、俺のいない綺麗な世界で、
茈
ごめん、ありがとう、みこと。
十二年間...ずっと傍で支えてくれていたお前を、
世界で誰よりも、好きで、大好きで...
茈
fin