オーディションが終わり、何日が経過しただろう。
ピロンッ
鳴海
鳴海
鳴海
私は気持ちが高揚した状態でメールを開いた。
鳴海
鳴海
だが現実はそう甘くはないことを改めて痛感した。
鳴海
鳴海
私の夢へのチャンスは途絶えたのだ。
私は絶望し、部屋から出ないようなことが暫く続いた。
その後、落ち着きを取り戻した私は学校に行くことにした。
鳴海
落ち着いたはいいものの、やはり思い出したくない。
鳴海
顔を両手で叩いて、私は教室の扉を開けた。
ガラガラ‼︎
鳴海
B太
A美
鳴海
鳴海
B太
A美
鳴海
不合格通知が来てから私は仕事がたくさん来たと嘘をついて休んでいた。
鳴海
B太
鳴海
A美
鳴海
私は両手で力こぶを作って上下に振ってみせた。
B太
鳴海
するとA美は何か閃いたように私に提案をしてきた。
A美
鳴海
鳴海
それは屋上に住み、悩みを解決してくれるという変な噂話だった。
鳴海
B太
A美
A美
A美
鳴海
私はA美の押しに負け、放課後に行ってみることにした。
放課後
HRが終わり帰ろうと教室を出た時、私はふと朝のことを思い出した。
鳴海
鳴海
屋上
屋上に辿り着くと、扉はガチガチに施錠されていた。
鳴海
開く訳ないと思ったが、一応私はレバーハンドルに手をかけてみた。
ガチャッ
鳴海
鳴海
鳴海
私は戸惑いながらも、ゆっくりと扉を開けた。
すると水色の髪をした女の子が体育座りで空を見ていた。
鳴海
扉を閉めて、屋上へ足を踏み入れたとき女の子は私に気付きこう言った。
水鏡
鳴海
少し驚いたが、他とは違う存在感を放つ女の子を見て私は思った。
鳴海
鳴海
鳴海
水鏡
その時、私は女の子の変な自己紹介が屋上全体に響き渡ったのを感じた。
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