やっと4人目だ。
希空
色々と順番が中途半端におかしい人だ。 まあとりあえず、さっさと始めよう。
先生
初手は…様子見か?いや、なにかブツブツ呟いている。呪縛系か結界系の能力だろうか。
希空
…?珍しいなこの人。普通は特殊能力の奇襲から入ると思うけれど、なぜ基礎攻撃能力から仕掛ける?
希空
どういうこと?攻撃系の特殊能力じゃないから特殊能力の奇襲から入れないということか? なら特殊能力は?防御?サポート?囮?幻覚?洗脳?いや、自分から攻撃できない能力か。 でも防御系ならもっと間合いを詰めるだろうし、サポート系なら大技を一つは流石に持ってるはずだ。 囮系や幻覚系、洗脳系なら防御系と同じく間合いを詰めてこられる。 そして私の思考が読めている理由は?精神に影響する能力か。
希空
また思考を読んできた。なんだ?精神干渉系か?それは耐性でカバーしてるはず。 なら未来予測系しか選択肢がない。 でもそれっぽくはない。どちらかというと未来じゃなくて私自身のことを見ている気がする。
希空
なるほど、あの思考察知はそういうことか。 戦いの中で起きることが全て想定できるからこその実質的な未来予知。 私が今まで希空さんの攻撃を避けながら特殊能力について考えていたのも、想定済みだったのか。 私が避け切ることまで把握しているのは凄い。でも負けることがわかるのは、嫌な能力だ。
星歌
希空
礼儀正しい上にもう基礎能力をマスターしているのか。これは鍛え込めば相当な能力者になるな。 多分”師匠”が喜ぶだろうけど、テンションが上がってうっかり教え殺しそうだし紹介はやめよう。
TIME LIMIT
先生
<やべえ…もうやべえよ…俺らの順番来たら殺されるんじゃね…? <殺されはしないと思うしなんなら攻撃は一切しないって言ってたしやべえのは皆知ってる。 <えもうこれ天才の域超えてるって絶対!たぶん先生倒せるっしょ!?
なぜ私がサイコパスか殺人鬼のような描写で話されているのだろうか。 そして先生を倒すのは校則違反なのでそんなことは極力したくないのだが。 (できなくはない)
ねおん
楽しそうだ。こんな明るい能力者は中々居ない。 先程も言ったが能力者はひねくれている人間が多いので、こういう裏表のなさそうなタイプは珍しい。 これで殺人鬼のような能力だったら本当に世の中の全てを疑うことになってしまう。 それは私も同じだが。
先生
ねおん
さっきから謎な表現が多い。音楽系統の人間か何かだろうか。 いや、これは別に今のタイマンには関係ない。どちらにせよ生還を目指すだけだ。
ねおん
やはり音楽系か。ミュージックウェーブ…、直訳すれば音楽の波だ。要するに音波といったところか。 音は物理的に避けることが難しい。絶縁体に隠れでもしないと防御できない。
ねおん
リロード?攻撃が繰り返し来る感じだろうか。しかしそれは音の能力に合わない。 響きを活用した多段攻撃みたいなものか。発動方向がランダムだったらかなりキツい気がするが。 ワールドは結界か。たぶん音を反射させるために張ったのだろう。 そして言いながら右手を振り被るねおんさん。同時に浮いていた音波が私を再度狙い始める。 私が避けると、結界に当たって跳ね返ってきた。
星歌
ねおん
満面の笑みで話しながら私を狙い続けるねおんさん。結局能力者は全員サイコパスか。
星歌
ねおん
星歌
TIME LIMIT
ねおん
先生
<よしもう俺は考えるのをやめる。 <同じく。そして音すらものともしない編入生やばすぎるだろ。 <何ならダメージ通るんだよあの人…バケモンじゃん。
私をなにか変人か超人と勘違いしてはいないだろうか。 言っておけば私も一応普通の人間だ。 ”師匠”は確実に人間じゃないけれど。
シエル
海外から来たタイプか。 海外の能力者は苦手だ。 大体あちら側のルールが緩すぎるせいでやることがぶっ飛んでいる。 まあ勝てなくはないが、観衆とステージを巻き込みそうで怖い。 グヴェさんが良い例だが、あんなふうにめちゃくちゃ暴れまくる系じゃないといいのだけど。
先生
シエル
観衆の輪が狭まったのは気のせいだろうか。 なんにせよステージを縮められてしまうのは残念だ。
シエル
刹那、シエルさんの姿が消えた。 シャドー…影に隠れるみたいな能力だろうか。とすると主に夜襲や路地裏などでの戦闘が得意だろう。 動体視力はあまり良くないが、地面の下に沈むようにして消えたはずだ。何処から来るか。
シエル
突然の流暢な日本語。奇襲と先程のカタコト気味な口調が相まって、かなり衝撃だ。 精神的に。 今のは下から声がしたので避けられたが、今の速さなら手数を増やされれば強敵になる。
(ここツボりpointなんでツボってください) by主
シエル
また突然に飛び出してきた。本当に影分身のようだ。 手数も増えてきたし、これは耐久勝負で乗り切るのも至難の業。もっと動体視力は鍛えるべきか。
星歌
TIME LIMIT
シエル
先生
<まじかー、アドレアの能力なら行けると思ったんだけど!奇襲も無理なん!? <もう何でもありっしょあれ。抜け目なんて無いって。 <俺はもう棄権したい…普通に怖い。
どんどんクラスメイトの私への評価が恐怖の類へと変化している感じがする。甚だ不服だ。 私とて何でも出来るわけではないし、一人では流石に行動に限度がある。”師匠”のようにはいかない。 あの人は本当に一人で何でも出来る。鍛えられたとはいえそんな化け物ではないのだ。
つばめ
ふわふわしているが地味に人の神経を逆なでしようとする感じが言葉の端々に見える。そしてメタい。 タレ目に口角の緩く上がった笑顔が相反して、余計に怪しさが増している気がする。 パーカーのポケットに手を突っ込んでいるのもそれっぽさがあってとっつきにくい感じだ。 というかパーカー良いのか。
先生
つばめ
勝手に話を進めて勝手に完結させて強制的に了承を得たことにする話し方だ。 まあ別に私は構わないのだが、今までよく社会で生きてこられたなというのが正直な感想だ。
つばめ
注意まで軽い。みくりさんのほうがまだマシに思えてくる。 そして一瞬で消えた。多分物理的に移動しているわけではなく、能力で瞬間移動している感じか。 つまり直接の移動速度が速いわけではなく、能力ありきの速さということだ。さて、何処にいる?
つばめ
しれっと他人の台詞をパクっている。本当に自由奔放なんだなこの人は。 そして私の背後にいきなり現れた。さらに攻撃を避けられたにも関わらず消えずに浮いている。 さっさと次の攻撃に移れば良いのに。
つばめ
技名がいつになく謎だ。 真空は能力からもまあ分かるが、千手観音の名をそう軽く使って良いのだろうか。 言っている間に、虚空から攻撃が飛ぶ。拳だけではなく足技も入っているのは気のせいにしておこう。 本当に言いたいことしか言わない人だ。逆にそれ以外のことを言えないまで考えられる。
星歌
TIME LIMIT
つばめ
先生
<もうやべえとかの次元じゃなくね?俺達の手に到底負えなくね?無理くね!? <落ち着け、まだ俺達には先生の忖度という手札が残っている。 <それやって精神ダメージ負うのお前らだからね?
先生
やっと終わりか。7試合もぶっ続けで試合をするのは、正直なところ尋常ではない。 そして先生がかなりスパルタだ。編入生と在校生のレベルを揃えたいのは分かるが、少々荒療治すぎる。 それにしても、今の言葉には一つ引っかかる点がある。
<なあ今、「能力者でタイマンやってもらうのは」って言ってたよな…? <言ってた。要するに実力者は別ってことっしょ。 <いや能力者でも実力者でも力があればそれはもう実力のある者ってことだけどな国語的に…。
ちょうど言ってくれたが、第2話で説明した通り専高には『能力者及び実力者』が在籍する。 力を見せ合う場なら、実力者とのタイマンもあって当然だ。
つばめ
先生
疲れを持て余しながら寮へ帰ると、今日もよつばさんの部屋以外は電気がついておらず鍵も開いている。 鍵を閉めて窓を開け、軽く掃除をして晩御飯を食べてからよつばさんの部屋に向かった。
星歌
よつば
星歌
NEXT=♡1000 ※2026/01/05より、すべての作品で♡1000で次話を更新することにしました。 既に何話か公開している作品は公開済みの話がすべて♡1000に達したら更新します。 詳しい内容や理由は最新の「ご報告」の部屋を確認してください。






