寮に響き渡る悲鳴で飛び起きる
最悪の目覚めだ
また死者が出るのかと
うんざりした気分になった
犯人はまた殺しをしたのかと
暁
どうなってんだ....これ

輝
(暁は生きていたか...)

輝
(殺されたのは湊か?)

湊
誰なんだよ...これ...

輝
(湊は生きてる....え!?)

俺は急いで現場に向かった
回りは靴に埋もれ
死体が隠れている
窓は全開にされ
靴に血がついている
俺は瞬間的に思ってしまった
「殺らなければ殺られる...!」
その後警察が来て
こう言った
「密室の逆だこりゃ
誰でもこの人を殺せる」
へ?と思った
「あんたら服を見てみ?」
警察はこう言いながら
がっかりしていた
暁
おいおいおい...マジかよ...

湊
誰だよ!こんなことしたの!

輝
(服に血が付いている...少量で見逃してた...)

輝
誰が犯人なんだよ...悲鳴は...カセットテープで流したものかよ...クソ!

湊
この中でカセットテープ持ってるの
お前だけだったよな...暁...

暁
は、は?何を_

輝
違うぞ、湊
暁の部屋からカセットテープを
盗んだんだ...いや暁が、犯人
って事も考えられるがな

湊
そ、そうか!

輝
そうだ...なにせご丁寧に玄関にある靴まで部屋に持ってってるんだからな

湊
でもよ....こいつは、誰なんだ?

暁
甲のお父さんじゃないか?...
前に一度見た事がある

湊
...まじかよ

輝
(不思議だな...なんで暁が甲のお父さんを知っているんだ?)

輝
暁お前なんで甲の父さんを知ってるんだ?

暁
前に写真で見せてもらったんだ

暁
甲の部屋にいった時にな

湊
へーそうなのか

輝
なるほど...へー

その日はこれで解散した
だが俺は笑いが止まらなかった