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翌日
雪愛
だる。
紗奈
それな。
先生
着席
授業終了
紗奈
はぁ
ひかる
おい、みんな
ひかる
これみろ
紗奈
ん
ひかるは棚の隅に置かれた1冊の本を
指さした
千遥
それがなんなん
ひかる
千遥しんないのか？笑
千遥
はぁ？
ひかる
これ、俺の父さんの時からあるらしいんだけどな
ひかる
この本を読むと呪われるらしい
雪愛
本気？笑笑
ヒロキ
そんなの嘘に決まってるだろ
ひかる
それが違うんだよ
ひかる
先輩達の間でも有名だけどな？
紗奈
聞いたことない…
ヒロキ
試してみようぜ
勇葉
ダメじゃね
ヒロキ
試さないと始まらないだろ
ひかる
誰にやるんだ？
ひかるは教室中を見渡した
千遥
私じゃないだろうなぁ
穂乃香
やりたくないよ
ヒロキ
先生は？
千遥
お、いいかも
穂乃香
いいね
雪愛
まぁ、試しだし、いいかな
雪愛
紗奈は？
紗奈
え、私？
紗奈
雪愛と同じ意見だよ
勇葉
みんな賛成？
ひかる
お、みんな賛成っぽいな
ヒロキ
よぉし、決まりだぁ！
キンコンカンコン
先生
着席！
ひかる
あのぉ、先生
先生
なんだ
ひかる
この本、休憩に読んでみて下さい
先生
お、気が利くな
ひかるは後ろを向いて、
にやりと笑った
その瞳は、悪意に満ちていた
紗奈
(いいのかな…)
先生
ん？みんなどうしたんだ？
紗奈
あ、いえ、なんでもありません
先生
はい、さよなら
教室から先生はいなくなった
千遥
なんもおこんなかったじゃん
ひかる
ま、まぁ、明日までまとう
ヒロキ
まだわかんないしね
穂乃香
いったな？
ヒロキ
う、うん
勇葉
嘘だったら許さねぇよ
雪愛
嘘じゃなかったら先生が…
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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