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隣の部屋に春が来た
1話から読むスランプ中の画家・大森の隣に、ある日引っ越してきたのは、白い肌とやわらかな物腰を持つ大学生・藤澤涼架。
初めて交わした「こんにちは」の挨拶に、不思議な静けさと温かさを感じた大森は、その夜、久しぶりに筆を取る。
無意識に描いていたのは、昼間出会ったばかりの涼架の顔だった。
まだ終わらないふたりの物語。
けれど、ひとつの絵が完成に近づいた今、
ふたりの関係もまた、ひとつの“形”になろうとしている――。
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