側にいる

全てを失った悲劇の王女は敵国で微笑む

フローレンシア聖花国の王女ルツィエは、敵国ノルデンフェルト帝国の皇子ヨーランに家族を殺され、戦利品として連れ帰られた。帝国は聖花国の秘宝である神宝花（ディラ・フロール）を探しているが、決して奪われるわけにはいかない。ルツィエはヨーランの婚約者となって復讐の機会をうかがうが、ある夜、離宮で皇太子アンドレアスと出会う。交流を重ねるうち彼の人柄に惹かれていくルツィエだったが、彼はある秘密を抱えていた──

ヤンデレ辺境伯は年の離れた養い子に恋着する

辺境伯ランディリックは旅先で出会った可憐な少女リリアンナと数年後に再会し、孤児となった彼女を養女に迎える。やがて美しく成長したリリアンナに、彼は父性を超えた執着と劣情を抱くようになり——。執着愛×食のテーマで描く濃密ロマンス。

※表紙絵は市瀬雪さまに依頼

異世界へ飛ばされた僕が獣人彼氏に堕ちるまで

とある国に王子として“孕み子(繁栄を内に孕む者)”と呼ばれる者が産まれた。強大な魔力と祝福で国に繁栄をもたらす者だが、呪われてもいる。まずは呪いを克服する必要があるが、呪いを封じられるのは異世界に居る九十九柊也という少年だけだ。そのせいで、柊也はバイト帰り道の公園でキツネみたいな姿の生き物を拾い、助けた「お礼」として彼は異世界へ飛ばされ、会った事も無い王子の呪いを封じる旅に行く羽目になった。

私のお兄ちゃんは ────

私のお兄ちゃんは、極度のシスコンだ。
普段はすごく優しいけど、起こると別人のようになってしまう。
私は、そんなお兄ちゃんが怖くてたまらない。

全てを愛せ〜愛さないのなら全てを失う〜

ここはどこ？
私たち、子供に連れてこられたんだよね。
とにかく、ここは彼らを手に入れないとでられない？
彼らを堕とせ