俺のかわいい式神の猫又ちゃんが令和の社会で暮らせないので、異世界に住むことにした
あらゆる困難が科学で解決するこの令和の時代……
退魔の名門『鴉丸家』も今は没落し、当主の俺自身もバイト暮らしの独身である。
そんなある日。ウチの一族の式神だというセーラー服の猫又、さと子があらわれる。彼女に案内された隠し扉の向こうは、剣と魔法とモンスターの異世界に繋がっていた。
「オマエ、今の日本じゃ長く暮らせないみたいだな」
「ニャ……」
俺はちょっと忠義が重すぎる猫又をよしよし可愛がりながら、現代では不要となった霊能力を頼りに異世界への移住を企てる。