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誰と誰のお話ですか…?(´;ω;`)すみません、めっちゃいいお話だったのですが、分からなくて…。゜(´∩ω∩`)゜。
きゃぁぁぁぁ❤((久しぶりの登場⚡
ぬなっ!って呼んでもいいっ、?
ん、?
なんで僕…人間になってんの、?
「いい?恋はしたらダメだからね、?」
「??なんでぇ、?」
「私達の種族には恋をすると人間になってしまう呪いがかけられてるの。」
「そーなんだぁ…」
「だから、絶対、恋をしたらダメだからね、?」
「はい!分かったよママ!!」
幼少の頃、母さんに念押しされたこのいいつけ
最悪……ホントのことだったのか…
非現実的過ぎて理解しようとすらしてなかった…
でも取り敢えずそんなことより
これから僕…どうしよう、、
僕はある人のペットだ
ただ、普通にご主人様として慕っていて "好き" という感情とは別だと思っていた
鄭¦智~♡ただいまぁ、!
そう言って僕の事を毎日撫でくりまわす
智¦クゥーン…
こうやって少しでも鳴くと
鄭¦んん"、、可愛いッ~♡♡
って、抱きしめてくる
すごく落ち着く時間だ
でも、今日は何かがいつもと違った。 このご主人様が、僕を抱き抱えたまま廊下を進んでいる
しかもこのドア見覚えがあるような…?
いつも、ご主人様がお風呂に入る場所…
何回か着いてったことがあるから覚えてはいる
でもどうして僕はここに連れてこられたんだろ、、?
鄭¦最近、智お散歩とかで少し汚れちゃってるから、僕と一緒にお風呂入ろうね~
智¦?!?!
お、お風呂に僕も入るの、?!えぇ?!
今まで何回か入ったことはあったけど、ご主人様のお姉さんがいれてくれたから、ご主人様とはいるのは初めてだ…
なんか少し恥ずかしくて、ドキドキするのはどうしてなんだろう…
鄭¦よし!ほら、智入るよ~
お風呂の床は少し冷たくて、ご主人様の温もりが欲しくなった
細いのに、少しゴツゴツしていて、温かくて、優しい匂いのするご主人様に抱き上げてもらいたいって、思ってしまう
今までこんなこと無かったのに
最近僕は変なんだ
どうしてこんなに、人間になりたいなんて、願ってしまうんだろう……
鄭¦へ、?///
ん?なんか目線が高い…
ご主人様が顔を赤らめている
智¦ご主人様、?何かあったの、?
鄭¦ご、ご主人様?!君は誰なの?!?!えッ?!不法侵入?!通報しなきゃダメな感じ?!?!
智¦??
ご主人様が何か言ってるけど、通報、?不法侵入、?よく分からない…
鄭¦と、とりあえず怖いから!出てってください!!人の家に勝手に上がり込むなんて最低です!!
智¦えッ、?勝手にって言っても僕のこと家族にしてくれたのご主人様でしょ、?
鄭¦はぁ?!え、どういうこと!?僕酔った勢いでこんな美少年連れ込んだってこと?!?!
智¦??僕が分からないの、?
鄭¦いや、分からないも何も名前すら知らないから?!?!
智¦え…僕、僕のお名前、ご主人様が着けてくれて嬉しかったのに…
鄭¦僕が君の名前を?!そんな作り話信用しないからね!!
鄭¦取り敢えず通報はしないであげるからお家に帰りなさい!!
智¦ッ…だ、だからぁ!僕のおうちここですッ!!
鄭¦あらまぁ!まだそんなこと言うのね!!嘘はいいから!ほら、僕の服でいいから着て!とっとと帰んな!
そうやって、ご主人様に服を着せられる
僕は…忘れられちゃったの、?人間になったかもしれないけど、ちゃんと智なのに…
智¦ご主人様…
鄭¦はぁ、、君まだそんなこと言うの、?僕は君のご主人様じゃないよ。
智¦………僕が、智だとしてもですか、?
鄭¦……そうだ!そう言えば智がいない!どこ行ったんだ!
智¦ッ…だから、だから…僕が智なんですッ!!
智¦僕はッ…僕は、ご主人様に恋しちゃったんです…だから、人間になっちゃって、びっくりさせちゃいました…グスッ、、
あーあ、、ご主人様の前では泣きたくなかったんだけどな…
鄭¦え、ちょ、色々追いつかない…と、取り敢えず泣き止んでよ…
ご主人様慌てちゃってる、、僕のせいだ…
智¦ごめんなさい、、ごめんなさい…今すぐ出てきます…
僕は走って家から飛び出した
行先はないし、戻ることも出来ない…
智¦ご主人様、、好きでした…
もうこの先、ご主人様見れないのか…寂しいなぁ、、
どうしてもまだ今はご主人様を忘れたくなくて、いつも連れていってくれるお散歩コースを歩く
智¦…………あ、あのベンチ…
ご主人様が歩き疲れるといつも座っていたベンチ。隣に座って一緒に珈琲が飲みたいだなんて夢があったなぁ…懐かしい
でもどうせ、もう叶わないし…
智¦僕の夢、、呆気なく終わっちゃうのかな…
……
ギュゥ…
智¦?!?!
だ、誰だ…誰かわからないけど、何故か心地よくて、温かくて好きな感触…
あぁ…誰かわかったや…
走ってきてくれたのかな…息が乱れてて心音が早い…
智¦……ご主人様、、どうしてそんなに呼吸を乱して心音を早くしてるんですか、…
鄭¦ハァ、ハァ…ちょっと、待って…今、喋るの、無理、だから、…
智¦あ、はい…
鄭¦ハァ、ハァ…ッ…ごめん、、
智¦??何を謝ってるんですか、?
鄭¦…智だって、気づいてあげられなかったでしょ、?
智¦………
鄭¦あまりにも急なことでびっくりしたんだよ…
鄭¦この男の子は何言ってるんだろうって思ってたんだけど…お風呂も、部屋もゲージの中も、君の大好きな僕のベッドの中も、、どこを探してもいなくて…
鄭¦それで思い出したんだよ。お風呂の中でほら、耳についてるこれ…僕が首輪に付けてたイニシャル入のチャーム、、
智¦あ……
そうだ、、首についてないと思ったら、耳についてたんだ…やけに耳が重いと思ったら。。
鄭¦どうして信じてあげなかったんだろうって、、思って…だから、走って探してた…
智¦………
鄭¦こんな主人嫌かもしれないけど、、お願い…もう一回、家に戻ってきてくれないかな、?
……そう、これだ…こと一言が、欲しかったんだ…
智¦ありがとう、ご主人様…僕、その一言が聞けただけで幸せです…
智¦お家に、、帰りましょう…
鄭¦ㅎㅎ…そうだね、、
鄭¦そう言えば、どうして智は人間になっちゃったの、?
智¦あぁ、、なんか、僕の種族、、というか、家系が、恋、をしてしまうと人間になるって言う意味のわからない呪いをかけられてたみたいで…
鄭¦えッ?!ってことは、智、恋してるの?!?!
智¦はい。そうです…って、あ、…//
僕は何を言ってるんだ、、どさくさに紛れてたとはいえ、ご主人様の前で…最悪だ…
鄭¦………ちょっと妬いちゃうなぁ…ㅎㅎ
智¦へ、?
鄭¦だって、僕の智なのに、他の人に取られちゃうかもってことでしょ、?
鄭¦あ、まさか、恋してる人って僕の姉さんだったりするの?姉さんだったら有り得るなぁ、、勝てないやㅎㅎ
智¦………
違うよご主人様…
僕は、ご主人様のお姉さんに恋なんてしてない…
僕の恋してる人は
優しくて
温かくて
穏やかで
一緒にいると安心して眠れて
いい匂いがするし
意外と筋肉質で
ヤキモチやさんで恥ずかしがり屋で…
僕を、沢山愛してくれる人…
僕は…
僕はずっと…
「ご主人様が、好きなんです」
fin_·