???
ねえ
東洋 亜美
ひゃん!
私は、少女から話しかけられた。
当然驚き、変な声が出る。
東洋 亜美
(,,,はっずい,,,)
,,,なんて、思う暇もなく。
その少女は、続けて話しかけてくる。
???
名前は?年齢は?性別は?
???
どうしてここに来たの?貴方は誰?
???
私の事知ってる?ここはどこ?
東洋 亜美
へッ,,,えっ、えっ
テンパる私。
とりあえず一旦深呼吸をして、一つずつ話す事にした。
東洋 亜美
え,,,っと
東洋 亜美
東洋 亜美です、15歳の女です。
東洋 亜美
どうしてここに来たのかは分からなくて,,,
東洋 亜美
貴方の事は知らないし、ここがどこかも知らない。
東洋 亜美
(,,,こんな感じで良いかな?)
一応全部答えては見たものの。
名前を教えて良かったのかも分からない。
危ないかもしれないし,,,
,,,でもまあ、とりあえず,,,
東洋 亜美
,,,貴方は?
???
え?
東洋 亜美
あ、貴方の名前は,,,?
???
,,,私?
東洋 亜美
そう。
???
私は,,,多分スピカ。
東洋 亜美
多分,,,?
スピカ
そう。私はあまり記憶が余り無いの。
スピカ
分かってる事は、自分の名前と性別、大切な人,,,それと
スピカ
これ。
東洋 亜美
,,,?
チャラリ、と小さな音が 響く。
少女,,,スピカは、 服からネックレスを 取りだし私に見せた。
東洋 亜美
,,,ッわ,,,
ネックレスには変な模様が 書かれていた。
そして、その模様の真ん中には、たくさんの赤いハートが置かれている。
スピカ
これ、今990個あるの。
東洋 亜美
990,,,?
スピカ
このハート。
スピカ
これを、私達は「イイネ」って呼んでる。
東洋 亜美
イイネ,,,?
スピカ
これがたくさんあればある程、脱獄しやすくなるらしい。
東洋 亜美
そう、なんだ,,,
そう言って、スピカは ネックレスを服の下に隠した
東洋 亜美
,,,
スピカ
,,,
暫く沈黙が続く。
____その沈黙を 絶ちきったのは,,,
???
,,,[藍]?
ある、男子だった