「この、嘘つきが!」
そう呼ばれて、生きて死んだ
好きで言ってるわけなかった
ただ、そうじゃないと自分じゃなくなる気分がして
……なんだか、気持ち悪かっただけ
それも、嘘なのかな
嘘に慣れると、自分が何を言いたいのか分からない
疑心暗鬼、だけど楽でいい
誰も信じてくれないなら
僕は誰よりも人を信じるから
だから、ねぇ?
もしよければ
今までの報いとして
一緒に地獄に落ちてくれ
コメント
3件
最初の方は「僕」が「嘘つき」と呼ばれることに対して少し同情して嘘に染められた人生が残酷だ、と思ったけど、最後の「一緒に地獄に落ちてくれ」ってセリフでゾッとした😱💦 「僕」は嘘つきかもしれないけど、最後の言葉だけはとても嘘だと思えないし、何より一緒に地獄に落ちることを誘っていてなんか怖いな、って思った……「僕」は人々に恐怖を与える存在に見える……💦