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みんなもうめっちゃ仲良くて好き(?) 続き楽しみに待ってます!
STORY18
一週間が過ぎた。
タケル達は、調達した食料をなるべく節約して消費し日々をやり過ごす。
幸い、マキノの足はほぼ完治し
タケルにシュウも一人で動き回れる程に身体は回復していた。
タケル
と、彼は言う。
アキト
シュウ
タケルがこんな冗談を言うわけが無い。
二人は分かってはいたが勝手に口が開いていた。
タケル
ジュリ
ジュリは、目を瞑り俯いて胸に手を当てサクマに祈りを送った。
カズハ
マキノ
ジュリ
タケル
すると、アキトがタケルの左腕を握りシュウはタケルの右肩に手を置いた。
アキト
シュウ
タケルは、二人の顔を見て微笑んだ。
ジュリ
5人は頷く。
ジュリ
カズハ
ジュリ
かちーんっ
と一瞬きたカズハだが、これでないとジュリではない。
そう思えたのか、心を広く持ってカズハは【そうね】と言って笑って流した。
ジュリ
シュウ
タケル
シュウ
アキト
マキノ
そして、6人は体育館の中へと行く。
そのついでにと6人は更衣室にあるシャワーで汗を流す事にした。
女子
カズハ
ジュリ
カズハ
カズハは、こればかりは怒鳴りそうになったがジュリの目は沈んでいた。
そして何かを決意した目でもある。
ジュリ
だから、
【絶対今いる全員でここを出るよ】
ジュリから出た言葉とは思えない。
それもそのはず、最初はジュリもサクマと二人で生き残る事しか考えてなかった。
だが、サクマが死にサクマが残した言葉、そしてその言葉を実現したタケルの言葉がジュリの心を大きく動かした。
人は変われる。
そう、人は変われるのだ。
カズハ
マキノ
男子
タケル
アキト
シュウ
アキト
憧れのタケルやシュウから褒められ少し顔を赤らめ照れるアキト
彼もまた、最初は弱々しく守られる立場だがこのデスゲームの経験を通して強く逞しく成長した一人である。
タケル
アキト
タケル
アキト
アキトは、シャワーを浴びているタケルに抱きつき口をぷぅと膨らませる。
シュウ
タケル
タケルは、鼻で笑い愛らしい小動物を見るような目でアキトを見た。
だが、この状況だ今日全員が助かるとは言い難い。
タケルは、仮に自分が居なくなってもアキトが前を向いて歩めるように敢えてあのような例えをしたのかもしれない。
そして、しばらく時は過ぎて
夜のターンが来ようとしていた。