父
サリ
サリ
母
母
サリ
御輿に乗り、私にずっとついていた ヘランは、王宮付きの者と王宮まで歩いた
夜明けの婚約式に合わせて
それも静かすぎるくらいだった
ヒュー
何か聞いたことがある音
グス
私の脇腹を直撃していた
王宮の騎士
王宮の騎士
ヘラン
ヘラン
ヘランは、御輿の扉を開けて茫然としていた
王宮の騎士
ヘラン
ヘラン
ヘラン
ヘラン
サリ
サリ
ヘラン
ヘラン
ヘラン
サリ
サリ
ヘラン
ヘラン
サリ
ヘランは、走って助けを呼びに行った
私は、御輿の中少し見える月が紅く見えた
私を守るために闘う騎士たちの声が遠のいた
目が覚めると煌びやかな部屋の中に居た
今までとは、違うことが確かにわかった
サリ
サリ
サリ
サリ
きれいに整理してあるふわふわした四角い物やチクタクチクタクとなっている丸い形の物がぶら下がっていた
そして、私は、宙に浮いているようだった
四角い何かの上に居て浮いているようだった
確かめなきゃ、
死んだのなら、ここがどこなのか
そういえば、巫女が
あの世とこの世以外に
過去と未来を行ききできる
と言っていた
もしかして、ここは、
サリ
使用人
工藤 宗
工藤 宗
使用人
工藤 宗
使用人
華やかな部屋
別々にした寝室
妻に苦労がないようにと用意した使用人
全て妻の為なのに
何が気に食わなくて部屋から出てこないのだろうか?
未来なら私は、誰?
トントントン
誰かがノックをしてる
私以外に誰か住んでるの?
勝手に1人だと思ってた
工藤 宗
工藤 宗
おっとおっと、勝手に入ってくるの?
そんなに親しい人なの?
工藤 宗
工藤 宗
怒る?
誰かわからない人を?
どうしたらいいの?
工藤 宗
工藤 宗
サリ
サリ
サリ
サリ
サリ
工藤 宗
工藤 宗
工藤 宗
やっぱり、私、死んだんだ
工藤 宗
工藤 宗
私は、意識を失ってしまった
巫女
巫女
巫女
巫女
巫女
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