桃門
メシン
初代様の墓標を…壊す?
メシン
メシン
仁詠
つい、怒りが勝ってしまい母様に怒られた
でも、その母様も怒っていそうな雰囲気を纏って
仁詠
仁詠
仁詠
仁詠
桃門
桃門
仁詠
仁詠
静かに、だけど怒りを隠さず母様は桃門さんに問い詰める
……母様、怒ると怖いんだよな
桃門
桃門
桃門
桃門
桃門
仁詠
仁詠
仁詠
仁詠
桃門
桃門
桃門
桃門
桃門
桃門
桃門
桃門
桃門
桃門
メシン
メシン
桃門
桃門
桃門
メシン
仁詠
お互いに、黙り込んでしまう
初代様の、墓標を壊す
沙羅の者としては、拒否したい
けれど、2代目様が許可を出しているのもまた真実
……そうは、言ってられないのも、また現実
となると
ボクがやるべきことは……
メシン
仁詠
メシン
メシン
仁詠
仁詠
仁詠
仁詠
桃門
桃門
桃門
そう言って、墓標に向けて何かを放とうとする桃門さん
危機を感じ、ボクと母様は後ろに避ける
瞬間
無音で、墓標だけが壊れた
メシン
メシン
桃門
桃門
桃門
墓標の方を向く、桃門さん
そこには……
メシン
真っ白な刀が、刺さっていた
桃門
桃門
桃門
メシン
桃門
メシン
メシン
仁詠
仁詠
仁詠
メシン
仁詠
そう言って、家の方に歩いていく母様
メシン
仁詠
仁詠
そう言ってそそくさと行ってしまった
メシン
桃門
メシン
メシン
桃門
桃門
そう言われ、刀に近づく
近寄り難い、というよりも
刀から拒絶されてる感が否めない
それでも、試してみないと
そう思い、刀を抜こうと触った瞬間
メシン
刀を触った瞬間、体の内側を殴られたような痛みが襲ってきた
桃門
メシン
メシン
メシン
桃門
桃門
桃門
桃門
メシン
メシン
桃門
メシン
そういって、にこっと笑う
実際、痛みは少しずつ引いているし
桃門
桃門
そう言って、家の方に向かう
桃門さんの姿が見えなくなった所で
深呼吸をして、術を使う
お世辞でも綺麗とは言えない、そんな拙い術で
メシン
そんなことを思いつつ、歩けるくらいまで回復したから
そのまま、家の方へ歩いて行った
……白刀・白雪
本物は、ボクを認めてくれないんだね
ゆっくり歩いて、家が見えてくる辺りで
桃門さんが風魔と合流している所が見えた
どうやら、ゆっくり歩いていたらしい
……不器用な、優しさだなぁ
そんなことを思っていると
風魔がこっちを見た
恐らく、桃門さんが帰ってきたのにボクが居ないことに不信感を抱いたのだろう
さて、向かうか
メシン
風魔
メシン
メシン
風魔
蒼空
そう言い、今すぐにでも知りたいと言いたげな風魔と蒼空さん
……似てるなぁ
チラッと桃門さんの方を見つめる
メシン
桃門
なんて、聞こえてきたような、無いような…
桃門
桃門
桃門
風魔
まぁ、罰当たりなやり方には変わりないけど
それにしても、任せておいてなんだけど早く言えばいいのに
桃門
そんなこと言うと余計に変な勘違いさせるんじゃ…
そんな杞憂を抱え、助け舟を出した
メシン
メシン
えぇ、君が言う?みたいな顔されたけどまぁいいや
覚悟を決めたみたいだし
桃門
桃門
桃門
風魔
信じられない、とでも言いたげな風魔
蒼空
理解できない、と言いたげな蒼空さん
雨嶺
現実を受け止められないのに、受け止めた振りで乗り切る雨嶺さん
メシン
桃門
桃門
ごめんね、なんて心の中で謝る
……誰にも、届かないけど
桃門
桃門
桃門
コメント
3件
いくら2代目である桃香さんの許可があっても先代の墓標を壊す、なんてことはしたくないよね……だから仁詠様も言葉では許可しているけど、実際は…… 白刀・白雪が見つかってもメシン様の力では抜けないなんて桃門さんも凄く焦っただろうな……💦 神の使い達も皆動揺を隠し切れないみたいだね……特にメシン様と一緒に探していた風魔さんは灯台もと暗しすぎてめちゃくちゃ動揺してそう……🫠🫠