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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで

初めて私が、普通の人には見えないであろうものを見るようになったのは、保育園の歳の頃でした。

その当時の私は、色んなところにシールを貼るのが好きで

タンスの引き出し

机の引き出し

色々なところにシールを貼っていました。

今日は何を貼ったのー?

うーん

内緒!

家自体は普通の家で、別に嫌な気配とかも無かったのですが…

ある晩、ふと目が覚めた私は暑苦しかったのか 視界がボヤーっとする中、天井がチカッチカッと光っていることに気づきました。

なんだろう?

そして、ふと視界の隅にある机が明るく光っていることに気づきました。

…?

何か机の引き出しに違和感を感じ、ボヤける視界を直そうと目を凝らしてみると。

引き出しに貼ってあるロボットのシールから、天井へと一筋の光が伸びていました。 それは、まるでスポットライトの用だったのを覚えています。

その一筋の光を辿って、天井へと視線を向けた時。

…っ

それは、いました。

引き出しに貼ってあるはずのロボットが…

〜♪〜〜♪

何処からともなく、聞こえてくる音楽に合わせながら、スポットライトを浴びて踊っていたんです。

ままぁ…!

…っ!?どうしたの!

今思えば、面白いような気もする話ですが 当時の私は、凄く怖くて 母に泣きついたのを覚えています。

よし!わかった!!
じゃあ、こうしようか?

…?

その後、母も霊感があることから 私の話を、バカにせずちゃんと聞いてくれて 盛り塩をしてくれる事になりました。

いい?これで、おっかいのは
もう居なくなるから

もう怖がらなくていいよ。

うん、わかった。

それに安心したからか

はたまた、最初っからただの夢だったのか

それは、よくわかりませんが その一度っきりで、机の引き出しに貼ったロボット達が踊り出すことはありませんでした。

〜♪
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