体が熱い…
動けない…
いつまで 続くのだろう…
また…
注射を打たれると いつも動けなくなって
親父や親父の知り合いに
俺の身体を好き勝手に 弄ばれる
親父が言うには 失敗した罰らしい
あぁ… 早く終わってくれ
また… 中に出された…
口の中にも
もう… 頭は真っ白だ…
気絶しようが 続けるのだ…
俺は
この組で 本当にいいのだろうか?
これは 普通のことなのだろうか?
そんな事すら わからなかった
逃げたくても 身体を抑えられている
かわいかったよ 健吾ちゃん
また呼んでよ 組長さんよー
いつも その声が聞こえる
人が帰ったら 親父が俺で遊ぶ
親父が飽きるまで 殴られ蹴られ噛まれ そして犯してくる
罰なのだから 仕方ない
それでも 意識はちゃんとある
終わると 頑張ったなと 褒めてくれる
それは 決して嬉しい言葉では なかった